夏だけの風物詩じゃない!? 冬の映画館に“注目ホラー”が目白押し

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冬にホラーが目白押し
『スケアリーストーリーズ 怖い本』場面写真  (C)2019 CBS FILMS INC.ALL RIGHTS RESERVED.

 “ホラー映画=夏”の方程式は、もうちょっぴり古い概念かもしれません。この冬、映画館では、洋邦問わずホラー映画がたくさん公開されます。今回は、そんな中から、チェックしておきたい注目のホラーを厳選。戦慄のホラー強化月間が到来します。

■怖いのに、一度見たら忘れられない

 2月28日(金)に公開される『スケアリーストーリーズ 怖い本』は、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロが企画・製作、ストーリー原案を担当した作品。
『スケアリーストーリーズ 怖い本』場面写真  (C)2020 CBS FILMS INC.ALL RIGHTS RESERVED.
 ハロウィーンの夜、幽霊屋敷で1冊の本を見つけた高校生のステラたち。実はこの本、夜な夜な、名前とその人の物語が“血文字”で書かれるという、いわくつき。しかも、書かれた本人は“自分が1番怖い何か”に襲われて、物語通りに姿を消してしまうのです。

 この映画のポイントは、“1番怖い何か”。デル・トロ製作ともあり、怖いけれどもフィギュアが欲しくなる魅力的な化け物が集結し、さらに、『ジェーン・ドウの解剖』も手掛けたアンドレ・ウーヴレダル監督が、“怖い&気持ち悪い”という厭なコラボ演出を仕掛けてきます。また、ファッションが可愛い1968年という時代背景も最高です! 青春、愛おしき化け物、ファッションと親しみやすい要素が含まれているので、ホラー初心者にもおすすめ。

【『スケアリーストーリーズ 怖い本』概要】
公開日:2月28日(金) 新宿バルト9ほか全国公開
配給:クロックワークス

■実際の心霊スポットを映画化
映画『犬鳴村』場面写真 (C)2020「犬鳴村」製作委員会
 『呪怨』シリーズなどの清水崇監督が、福岡の有名な心霊スポットを基に描いたジャパニーズホラー『犬鳴村』。心霊スポット「旧犬鳴トンネル」には日本政府の統治が及ばない“犬鳴村”があると言われており、劇中では、三吉彩花演じる臨床心理士の森田奏の周りで、犬鳴トンネルを共通点とした不可解な死が相次ぎます。

 目白押しな冬ホラーの中でもダントツで“湿度”を感じる本作。大きな音や恐ろしい顔で驚かすのではなく、じっとりじっくり、あなたの背筋に恐怖が忍び寄ります。トンネルを細く抜ける冷たい風を感じる1本です。

【『犬鳴村』概要】
公開日:2月7日(金) 全国ロードショー

■実は恋愛映画の傑作かもしれない
映画『ミッドサマー』場面写真  (C)2019 A24 FILMS LLC.All Rights Reserved.
 「恐ろしい」と巷でうわさの『ミッドサマー』。大学生のダニーたちが、スウェーデンの奥地で行われている太陽の沈まない夏至祭(ミッドサマー)を訪れるというストーリーです。美しい自然が広がる楽園のような場所…と思えたのも束の間。だんだんと不穏な空気が流れ、恐ろしい祝祭を見届けることに。

 アリ・アスター監督が手掛けた、どこを切り取っても画になるビジュアルと、溢れる血肉の対比に、震え上がること間違いなし。しかし、実は本作、恋愛映画としても素晴らしい作品なのではないかと思えてくるから不思議。

 フローレンス・ピュー演じる主人公のダニーは、家族を不慮の事故で失い、恋人とも円満とは言えない不幸せな女の子。日常生活の中でふいに蘇る悲しい記憶に苛まれ、誰かに支えてもらわないと崩れてしまいそうな精神状態です。そんな彼女が祝祭に巻き込まれ、心境の変化が起こるのも注目ポイント。“怖い”だけで終わらせない新たなホラー映画が、ついに日本上陸です。

【『ミッドサマー』概要】
公開日:2月21日(金)  TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

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