“美しき三姉妹”の愛憎を描く『燕雲台』、ティファニー・タンら女優陣の演技バトルにも注目!

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『燕雲台‐The Legend of Empress‐』DVD&Blu‐ray
『燕雲台‐The Legend of Empress‐』“美しき三姉妹”ティファニー・タン、カーメイン・シェー、ルー・シャン (C)Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

 伝説の皇后の一代記を描いた歴史大作ドラマ『燕雲台‐The Legend of Empress‐』は、力強いヒロイン像とそれを演じた中国トップ女優ティファニー・タンの熱演ぶりが大反響を巻き起こした話題作。先月、日本でもBlu‐ray&DVDがリリースされると、ヒロインだけでなく彼女を取り巻く女性キャラクターたちも話題に。そこで今回は、ティファニー・タン、カーメイン・シェー、ルー・シャンら豪華女性キャストとキャラクターにフォーカスし、本作の見どころに迫っていきたい。

■ 愛に生きた皇后として中国史に残るヒロイン

 10世紀に遊牧民族の契丹人による王朝・遼を建国したのは耶律阿保機。その妻・述律皇后は政治において良い助言を行い、有事には自ら兵を率いて戦ったといわれる。そんな皇后を尊敬する蕭燕燕(しょうえんえん)は、若くして国のあるべき姿を考える聡明さとそのために行動する勇敢さを併せ持つヒロイン。やがて彼女は第5代皇帝・景宗(耶律賢/やりつけん)の皇后となり、その死後は息子・聖宗(耶律隆緒/やりつりゅうちょ)の摂政として政治手腕を発揮することになる。

 そんな中国史に残る女傑である彼女は、朝臣の韓徳譲(かんとくじょう)とのロマンスも語り継がれる伝説の皇后だが、意外にもその生涯を全面的に描くドラマは『燕雲台』が初めてだった。その反響は大きく、その年のテンセントビデオ星光大賞では本作の蕭燕燕がドラマキャラクター・オブ・ザー・イヤーに選出されるなど、中国の視聴者から絶大な支持を集めた。

■ 女性からも支持絶大! 少女時代から晩年までをティファニー・タンが熱演

 無邪気な少女時代に韓徳譲と出会い、彼との悲恋を経て耶律賢に嫁ぎ、やがて国を導く偉大な皇后へと成長していく蕭燕燕。その生涯を鮮やかに演じきったのが中国のトップ女優ティファニー・タンだったことも、『燕雲台』の大ヒットにつながった。今年38歳のティファニーは可愛さと美貌が全く衰えない“奇跡のアラフォー”で、英知と信念を持つ美しいヒロイン役にぴったり。

 プライベートでは『王女未央‐BIOU‐』共演時に仲を深めた人気俳優ルオ・ジンと結婚し一児の母である彼女は、女優として変わらず第一線で活躍しながら子育てを頑張り家庭も円満なことで同性からの支持も厚い。また、今後の出演作も、香港の鬼才監督ウォン・カーウァイが初めてドラマを演出する『繁花(原題)』、『流転の地球』の原作者によるベストセラー小説を映画化するSF大作『三体(原題)』と話題作が目白押しだ。

■ カーメイン・シェー、ルー・シャンら豪華女優陣がヒロインをめぐる愛憎ドラマ盛り上げる

 『燕雲台』は蕭燕燕と彼女を取り巻く女性キャラクターたちとの愛憎劇も、視聴者を一喜一憂させSNSを賑わせた。三姉妹の末っ子で天真爛漫な蕭燕燕に対し、長女の蕭胡輦(しょうこれん)は責任感が強い優等生。亡き母親に代わって妹たちの面倒を見てきた彼女は年上の夫に頼られる妻となる。

 また、次女の蕭烏骨里(しょううこつり)は劣等感が強く負けず嫌いで、浅はかな夫とともに野心を抱くように。そんな三姉妹が皇位をめぐる争いで対立を余儀なくされるストーリーはドラマティックでスリリング。また、最終的に韓徳譲の妻となる李思(りし)が蕭燕燕に抱き続ける確執など、女性の感情を豊かに描き出すドラマは目の離せない展開となる。

 こうした女性キャラクターたちを演じるカーメイン・シェー(『瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~』)、ルー・シャン(『琅ヤ榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~』※)、モン・ズーイー(『陳情令』、『双嬌伝(そうきょうでん)~運命の姉妹と 2 人の皇子~』)といったキャスティングも要注目。彼女たちがティファニーと繰り広げる熱い演技バトルは一見の価値ありだ。 ※「ヤ」は王ヘンに邪

 『燕雲台‐The Legend of Empress‐』DVD&Blu‐rayリリース中。

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