自立した女性像に共感! 『花様衛士』“新しい”ヒロインが愛される理由とは?

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『花様衛士~ロイヤル・ミッション~』DVD
『花様衛士~ロイヤル・ミッション~』のヒロイン、袁今夏(えんきんか)を演じるタン・ソンユン (C)2019 Impact Media Co.,Ltd.& H&R Century Pictures Company Limited

 犯罪捜査でヒロインが活躍するドラマは日本でも『アンフェア』、『科捜研の女』、『監察医 朝顔』など、これまで多くのヒット作を世に送り出してきたジャンル。中国ではこれに新たに“時代劇”という要素を加えたドラマがトレンドとなっている。当時の社会常識にとらわれず女性が自分の職業をもって世直しのために活躍するのは、史実からは逸脱しているかもしれないが、エンタテインメントとしては最高に面白くなる設定。中でも、昨年配信ランキングで1位を獲得した『花様衛士~ロイヤル・ミッション~』のヒロイン、袁今夏(えんきんか)は、多くの現代女性の共感を集め「俳優人気ランキング」ではタン・ソンユン(袁今夏役)が2位にランクイン。そこで今回は、“新しいジャンル”のヒロイン、袁今夏がなぜ現代女性に響いたのか、その魅力と名セリフを紹介していきたい。

■庶民派かつ等身大のヒロイン!

 袁今夏は男性ばかりの捕快(罪人を捕まえる役職)の中で紅一点だが、いつでも拳銃を片手に果敢に危険に飛び込んでいき、誰よりもやる気と度胸がある。だからこそ仲間から一目置かれ、周囲からも頼りにされる。また、何事にもくじけないポジティブさがある上に、食いしん坊で貪欲、明るくて要領がいいところもチャームポイント。賢いけれど親しみやすく、庶民派で可愛らしい。思わず応援したくなる共感度大のヒロインだ。

 そんな、彼女の「女子を甘く見ないで!」、「嫁ぐことだけが人生じゃない」、「女子の涙は真珠の価値がある。でも、たびたび流せば露も同然よ、価値を失ってしまうわ。持てるものを大切にしてこそ希望がかなうのよ」、「生きている限り命は自分のものよ」などの名セリフからも、男性に媚びることなく自立した女性像が見えてくる。

■身分の格差も臆しない!

 袁今夏は秘密警察として世に恐れられている“錦衣衛”の陸繹(りくえき)と一緒に事件捜査を始める。陸繹はクールなイケメンで人を寄せつけない身分の高い役人。そんな彼を前にしても物怖じしないでズバッと物を言うのが袁今夏のスゴイところ。

 さらに堂々と彼と渡り合い、鋭い観察眼で名推理を披露して実力を証明していく。こうしてデキる男の信頼も得て、対等なバディとして認められるのはさすが!「あなたはあり得ないほど嫌な奴です。傲慢不遜ですぐ怒るうえに孤高を気取ってる。その性格を直さないと若い娘が好きになってくれませんよ」、「望みがあるなら試しましょ。見ててください」、「やられたことは忘れてはいませんが、悪に対しても正義で報います」など、身分の格差など気にせずズバッと痛快なセリフも爽快だ。

■恋人を守り抜く一途さと強さに感服!

 そんなふうに頑張る袁今夏をいつしか熱いまなざしで見つめるようになる陸繹。彼は正義感にあふれる誠実な袁今夏を好きになっていく。一方、恋愛慣れしていない袁今夏も見かけと違って心は温かい彼に少しずつ惹かれていくことに。そんな2人の関係に転機が訪れるのは、袁今夏が毒に侵された陸繹を自分の命と引き換えに助けると決心した時。

 ヒロインはイケメンから守ってもらう設定が多い中、「今はいつも陸殿が一緒だから、天が落ちてこようと大丈夫って思える。すごく安心できるんです」、「何度も助けられた命です。恩返しせねば」、「もし私が死んでしまっても自分を責めないで。悔いはありません」、「陸殿だって危険でしょ?平気です。一緒に戦います」など、時には袁今夏が陸繹を守り抜くという逆パターンもあり、その一途さと勇気は現代的でまさに新しいタイプのヒロイン。女性の社会進出が進んでいる中国の現代女性にこうした言葉が響くのも納得だ。

 現在、陸繹を演じたアレン・レン、袁今夏を演じたタン・ソンユンの動画メッセージが公開中なので、衣装を脱いだ“リアル美男美女”の姿もぜひチェックしてみてほしい。

 『花様衛士~ロイヤル・ミッション~』DVDリリース中。

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