ソニン、高いプロ意識とストイックな姿勢 ヴィーガン生活で生まれた意識の変化

エンタメ
『ソニンの美・ヴィーガン』ソニンインタビュー 20210131実施
ソニン  クランクイン! 写真:高野広美

 昨年デビュー20周年を迎えたソニン。歌手活動の後、2007年に『スウィーニー・トッド』でミュージカル初出演を果たすと、以降は女優業を中心に活躍し、確固たる地位を築き上げている。女優として、アーティストとして人前に立ち続ける彼女は、一方で、9年前から肉・魚、卵、乳製品など動物性の含まれるものを食さない「ヴィーガン」としても知られる(その2年前からはベジタリアンに)。「常にプロフェッショナルとしてのレベルをキープしていくことの助けになっている」というヴィーガンライフについて、さらには美と健康の秘訣(ひけつ)を語ってもらった。

■自分の仕事のポテンシャルを保つためにも必要なもの――“ヴィーガン”

 3月22日に発売される、スタイルブック『ソニンの美・ヴィーガン』では、自身のライフスタイルを惜しみなく公開しているソニン。高いプロ意識と徹底した役への向き合い方で知られ、“日本一ストイックな女優”との呼び声も高い彼女は、幼い頃にはパティシエになりたかったというほど、食に対する愛情や興味も強かった。「料理やお菓子を作るのが大好きだったんです。母親の影響で、昔から美容にも食にも興味があって、健康オタクみたいなところもあります」という。

 そんなソニンがヴィーガンに目覚めたのは、「殺陣のある作品に出演することになり、軽やかに動くために減量しようと思って、マクロビを始めた」ことがきっかけだった。それ以前も、「シーフードは好きでしたけど、牛肉はあまり好きじゃありませんでした。幼いときから生魚も食べられなかったので、お寿司屋さんに行っても、イカとタコと玉子しか食べられない(笑)。お子ちゃまでした」と笑うが、マクロビをスタートしたことで、より野菜中心の食生活へと変わった。(マクロビとは、玄米や雑穀、小麦製品、野菜類を中心とした食事法)

 「マクロビを続けていたら、食事を戻そうと思っても、(肉や魚などが)食べられなくなってしまったんです。今まで食べていたものも、匂いや味をキツく感じてしまって…。何回かチャレンジしてみたのですが、食べ物を食べている感じがまったくしなくなってしまったので、そこから自然とヴィーガンに移行しました」。

 そうしてスタートしたヴィーガン生活。ソニンにとってはたくさんの良い変化をもたらした。

 「食事を変えたことで、いろいろなものが研ぎ澄まされました。味覚も嗅覚も感覚も研ぎ澄まされるし、体調も整えやすくなった。仕事においても集中しやすくなりました」。

 さらには、健康でいるために食の知識を身に付けるきっかけにもなったと話す。

 「これから年齢を重ねていく上でも、私自身、健康が大切になってくると思っています。健康でいること、食事を管理することは、いいレベルで仕事をすることにもつながります。アスリートはパフォーマンスに影響するから、食事を徹底的に管理していますよね。それと同じことで、私も舞台に臨むための体調管理として、食事にも気を付けていたいと思っています。私にとって、ヴィーガンは、自分の仕事のポテンシャルを保つためにも必要なものなのです」。

■食に対する知識を少し持つだけで体が変わる

 舞台公演中は、「タンパク質を取ることは意識しています。それからヴィーガンで取りづらい栄養素をサプリメントで補うことも。1日1食は好きなものを食べますが、それ以外は体を動かすための食事。公演前にはバナナでエネルギーをチャージして挑むことが多いです」とも。

 「私はお腹の事情によって、パフォーマンスが影響される人なんです。お腹がいっぱいだと歌の最中に気になってしまう。だから、自分に合った量とものを選んで食べています。もともと、食べられる量が少ないので、普段は、大食いのYouTubeチャンネルを見ながら食事しています(笑)。自分もこれくらい食べているという気持ちになって食べられるから(笑)」。

 ヴィーガンでいることが体に良い影響を与えていることがうかがえるが、一方で、ヴィーガン生活には「日本では食べられるお店が少ない」という苦労も。そうしたことからも、ヴィーガンはハードルが高いと感じている人も多いのではないだろうか。

 そんな声に対し、ソニンは本書を通して、「ヴィーガンとは関係なく、食に対する知識を少し持つだけで体が変わるということを知ってもらえたら」と提言する。

 「例えば、添加物の味に慣れた人が、添加物を入れずに素材の味を生かした料理に変えたら、味覚は変わります。それと同じように、食事を取る前に『明日は大切な仕事があるから、エネルギーを取っておくために消化に良いものを食べよう』と考えて、選択を少し変えるだけで、体にも良い影響が出ると思うんです。添加物やジャンクフードは、体に負担がかかるものですし、動物性の食べ物は、消化に時間がかかるので、エネルギーをより多く使います。少し選択を変えるだけで、体が軽く感じる、頭がクリアになるということを実感できると思います」。

 自分の体と食が密接であることを意識しながら食事を選ぶというソニンは、同様に美容やライフスタイルにもこだわりを持つ。中でも、ストレッチは毎日、継続して行っていることのひとつだ。

 「1日を前向きにスタートするためのストレッチです。どうしてもモチベーションが上がらない日や疲れが溜まっている日も、ストレッチをすることで、一段上の位置から1日をスタートできます」。

 年齢を重ねるごとに、美しさと輝きに磨きがかかっているソニン。今回、本書を通して彼女が明かしたライフスタイルは、多くの女性にとっても美や健康を追求する一助になるはずだ。(取材・文:嶋田真己 写真:高野広美)

 『ソニンの美・ヴィーガン』は、東京ニュース通信社より3月22日発売。価格は2500円(税込)。

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