中国で人気急騰の新ジャンル“ミステリー時代劇” 「ラブだけじゃない」ヒットの理由

海外ドラマ
『花様衛士~ロイヤル・ミッション~』
『花様衛士~ロイヤル・ミッション~』3月3日(水)DVDリリース (C)2019 Impact Media Co.,Ltd.& H&R Century Pictures Company Limited

 日本でもファンが多い中国時代劇ドラマだが今、中国では新たなトレンドが生まれているのをご存知だろうか。ロマンティックなラブ史劇に事件捜査ドラマの楽しさを加えた“時代劇ミステリー”が大ブームとなっている。その中でも3月3日に日本でDVDがリリースされる『花様衛士~ロイヤル・ミッション~』は、同ジャンルのヒット作『成化十四年~都に咲く秘密~』、『両世歓~ふたつの魂、一途な想い~』、『大唐女法医~Love&Truth~』をしのぐ好成績を記録し、中国最大のSNS、Weiboのユーザーが選ぶ「2020年ドラマ大賞」第2位にランクイン、配信ランキングでも『夢幻の桃花』など並みいる強豪作を抑えて1位を獲得した。そこで今回は、この新しい中国時代劇ドラマの“ヒットの理由”を現地での声や反響をもとに紐解いてみたい。

■主演は大ブレイク中のイケメン俳優

 主演は日本でも『麗王別姫~花散る永遠の愛~』で大ブレイクしたアレン・レン。彼は端正な顔立ちとスターのオーラで今や主演作が目白押しの若手俳優の筆頭だ。本作で彼が演じるのはクールな皇帝直属の秘密エージェント。任務のためとあれば非情に振る舞うが、実は温かな心を持ち、正義を貫くために命を懸ける。そんな彼の新たな当たり役となったエリート捜査官・陸繹(りくえき)は、視聴者の圧倒的な支持を得た。

■ミステリードラマの鉄板! 最強バディカップルの誕生

 アレンが演じるスーパーエリートの相手役となるヒロインは、名探偵というべき観察眼を持つ捜査官。好奇心旺盛な彼女は彼に負けじと同じ事件を追い始め、2人はケンカしながらもいつしか最強バディとなっていく。この頼もしいヒロイン役で大反響を呼んだのは、大ヒット作『家族の名において』でも評価され年末年始の賞レースを制したタン・ソンユン。“中国版シャーロックホームズ”と呼ばれた、今旬のキャストの競演は、爆発的な話題と人気を呼んだ。

■ラブもサスペンスも楽しめる!

 最強バディカップルは朝廷の陰謀がうごめく謎めいた事件を捜査。ともに危険を乗り越えていくうちに恋が芽生えていく。冷徹な表情とは裏腹にヒロインを気づかう秘密エージェントと、彼に反発しながらも心をときめかせていく捜査官。そんな2人のロマンスは次第に生きるか死ぬかのドラマティック展開に! 最後の最後まで予断を許さないラブストーリーとサスペンスの行方に注目が集まった。

■時代劇でおなじみ! イケオジ俳優も参戦

 最強バディカップルの前に立ちはだかる“最強の敵”もドラマを盛り上げるのに必要不可欠。本作には歴史上でも悪名高い明代の奸臣・厳世蕃が登場し、2人を翻弄していく。演じているのは中国時代劇常連のベテラン俳優、ハン・ドン。『酔麗花~エターナル・ラブ~』、『鹿鼎記 ロイヤル・トランプ』の個性派イケオジ俳優が、ただの悪役に終わらない怪しい魅力に満ちた厳世蕃を怪演している。

■美しいサントラは『陳情令』スタッフが担当

 中国の古典楽器を取り入れた美しいメロディが印象的な本作。これを手がけた作曲家は大ヒット作『陳情令』でも高い評価を受けたリン・ハイだ。特に、昨年の音楽番組『歌手2020(原題:歌手・当打之年)』で日本が誇る歌姫MISIAと共演した人気歌手ジョウ・シェンが歌う主題歌『願』は、彼の透明感あふれる歌声とマッチした楽曲が評判に。伝統と現代的センスが融合した音楽がドラマを盛り上げる。

 これらの理由から本作は、“時代劇ミステリー”という新ジャンルの中でも多くの視聴者の心を掴むこと成功。現在、第1回が特別公開されているので、その完成度の高さをぜひチェックしてみてほしい。

 『花様衛士~ロイヤル・ミッション~』のDVDは、3月3日(水)リリース。

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