岡田健史、ドラマ掛け持ちで正反対の役に挑戦 大河初出演にも気負いなし

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『岡田健史カレンダー2021.04‐2022.03』岡田健史 20201222実施
岡田健史  クランクイン! 写真:高野広美

 2020年、4本の映画、3本のドラマに出演した岡田健史。2021年も連続ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系/毎週水曜22時)やいよいよ2月14日にスタートするNHK大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合/毎週日曜20時)に出演するなど、その勢いは止まらない。そんな中にあっても、岡田は「『大活躍ですね』と言われることもありますが、世間のその反応と僕の感情にはギャップがあると感じる」と客観的に自分を見つめる。彼の目指す先とは…。

◆2021年も全てにおいてレベルアップするだけ

 2020年12月28日、「第33回日刊スポーツ映画大賞」が発表され、前年度は成田凌が受賞した「石原裕次郎賞新人賞」に輝いた岡田。破竹の快進撃を続ける岡田だが、「賞をいただけるのはとてもありがたいことなんですが、いずれの作品も撮影したのはだいぶ前のこと。今は、新たに別の作品を撮っているので、正直、その時間差には戸惑いもある」と本音を吐露する。

 「僕の仕事は、過去の自分と向き合う時間がたくさんあって、過去の自分を見られる方が圧倒的に多い。リアルタイムの僕を見てもらえることはそうそうないんです。だからこそ向き合い方を考えないといけないと思います」。

 活躍しているからこその戸惑いを素直に明かしてくれるところに岡田の真面目で一本気な姿勢を感じる。では、岡田はその活躍の先に何を見据えているのか。2021年の目標を聞くと「2020年よりも全てにおいてレベルアップするだけです」と一言。「これは、毎年言っていることなのですが、『昨年よりも上回れるように頑張っていくこと』の繰り返しだと思っています。もちろん、年齢的、身体的に衰えていく部分があるのは仕方ない。でも、自分の情熱の持ちようでいくらでも上げられる部分がある。そこをレベルアップさせていきたいんです。25歳までは変わらず、その気持ちを持ち続けたい」と語ってくれた。

 現在、岡田は2本の連続ドラマに出演中だ。『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』では、浜辺美波が演じるしっかりもののオタク娘・空の彼氏候補で、モテモテのチャラ男・入野光役。『青天を衝け』では、吉沢亮が演じる主人公・渋沢栄一のいとこで、栄一の見立て養子となり、幕府崩壊騒動に巻き込まれる尾高平九郎を演じる。同時期にまったく異なる役柄での出演となるが、「すごく意味があるし、面白い」と岡田。「ひとつの役を生きているときに、もう一方の役のことが見えてくる瞬間もある」とそれぞれに全力でぶつかる。

 大河ドラマという大作への出演にも「大河だから特別にという認識は今はない」と浮つく様子もない。

 「大河ドラマだから気合いを入れるかと言われたらそういうことでもない。今まで積み上げてきたものをぶつけるだけです。それはどの作品も一緒。これから放送されて、反響があったときに、大河ドラマの大きさを知るのかもしれませんが、今は、ただ、できることを全力でやるだけです」。

◆スカウトから10年「怒涛でした」

 昨年に続き、カレンダー『岡田健史カレンダー2021.04‐2022.03』(東京ニュース通信社)も発売される。「去年は、自分を『見せる』やり方を意識したけれども、今年は、その時々で感じている表情を『押さえてもらった』作品になっていると思います」と撮影時を振り返った岡田。

 「例えば、カヌーのオールを握って怖いなと思っているところとか、森を感じているところを、カメラマンさんが撮影してくれた。僕が感じようとしている姿を切り取ってくれるような撮影をカメラマンさんがしてくれたので、すごく肯定された、認められた感覚を持ちました。自分のことを満足させてあげられた撮影になったと思います」。

 カヌーは、岡田にとっては初体験だったようで、それもまた印象的だったそう。「河口湖で撮影したんですが、風が強くて、波が高かったですし、同乗していた方か僕か、どちらかがバランスを崩したらそれで落ちてしまうので、緊張感がある中で撮影しました。僕、泳げないので…水深が7m以上あると聞いて、本当に怖かった」というエピソードも。

 運動神経抜群のイメージが強い岡田だけに、「泳げない」は意外に感じたが、「皆さんが(運動神経がいいと)言っているだけ。自分からは言ったことないですよ!(笑)泳げないんです」と苦笑いで明かしてくれた。

 インタビューの最後、スカウトされてから現在までを振り返ってもらうと、岡田は「怒涛(どとう)でした」と感慨深そうに話した。2021年は最初のスカウトから実に10年目となるが、「芸能界に入ってからも、入る前もいろいろなドラマがありました」という。

 「中学から高校に上がるときには進路で悩んだし、野球から芝居に転身するときにも(自分の中では)ドラマがあった。ケンカしたり、目標を持ったり、挫折したり…成長できた部分もたくさんあると思います。ここからまた10年も、そうやっていろいろな経験を積み重ねていけたら幸せだと思います」。

 2021年もまた、岡田の快進撃は続く。(取材・文:嶋田真己 写真:高野広美)
 
 『岡田健史カレンダー2021.04‐2022.03』は、東京ニュース通信社より2月12日発売。価格は3000円(税別)。

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