大泉洋、稲垣吾郎、浅野忠信も! 演技派ベテラン勢の層が厚い2021年の年男

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【2021年年男】コラム用
2021年、年男の大泉洋、稲垣吾郎、浅野忠信  クランクイン!、(C)AFLO

 その年の干支に生まれた男の人のことを“年男”と呼び、干支の守護本尊から御加護を受けられるとのことから、物事が成功しやすく、運勢の良い年だと言われている。2021年の干支は丑(うし)。そこで、丑年の俳優の中から、昨年以上の活躍が予想される俳優5人を紹介していきたい。

■2021年の顔に選ばれる 北村匠海

 日経トレンディが予測する“来年(2021年)の顔”に選ばれ、子役から活動を始めキャリアを積んできた北村匠海は、11月に24歳を迎える。これまで、『君の膵臓をたべたい』(2017)、『君は月夜に光り輝く』(2019)、『サヨナラまでの30分』(2020)など、多くの映画で主演を務めてきたが、どれもダブル主演であった。だが、昨年10月公開の映画『とんかつDJアゲ太郎』で初の単独主演を果たす。翌11月公開の映画『さくら』でも主演を務め、森山未來、勝地涼と共演した映画『アンダードッグ 前編・後編』では、ボクサー役のため10kgほど体重を落として撮影に参加。役者魂を見せつけた。

 そんな北村の2021年はドラマ『にじいろカルテ』(テレビ朝日系)で幕を開ける。同作は朝ドラ『ひよっこ』の脚本家・岡田惠和が手がける医療ドラマで、この枠はかつて『ドクターX~外科医・大門未知子~』や『DOCTORS〜最強の名医〜』など、ヒット医療ドラマを輩出してきた枠。それだけに、期待がかかる。ほかにも、週刊少年マガジンで連載中の人気漫画『東京卍リベンジャーズ』の実写映画化『東京リベンジャーズ』で主演を務めるなど、今年も北村の勢いは止まりそうにない。

■活動の幅を広げる 城田優

 今年36歳を迎える年男からは、昨年9月30日をもって所属していた事務所との専属契約満了により、同事務所の退所を発表した城田優。2020年の城田は、映画『一度死んでみた』『新解釈・三國志』に出演するも、これまでのように映画やテレビだけなく、アニメ映画『2分の1の魔法』で、もう1人の主人公ともいえるキャラクター、バーリーの吹き替えを担当したほか、カバーアルバム『Mariage』のリリース、東宝ミュージカルの歴史を辿る祭典『THE MUSICAL CONCERT at IMPERIAL THEATRE』やミュージカル『NINE』への出演、ビルボードクラシックス『ピーナッツ70周年記念 スヌーピー オーケストラ クリスマスコンサート』へのスペシャルゲスト出演など、より活動の幅を広げた1年であった。

 2021年は、巨匠ウディ・アレンの傑作コメディーをミュージカル化した『ブロードウェイと銃弾』への出演が決定している。今年もどのような顔をのぞかせてくれるのか楽しみだ。

■さすがの存在感を発揮 稲垣吾郎

 12月に48歳となる年男、稲垣吾郎の2020年は映画、ドラマ、舞台、朗読劇など、多彩なジャンルで活躍した1年だった。まずは、NHK連続テレビ小説『スカーレット』だ。同枠への出演は約30年ぶり、かつ脚本の水橋文美江が、稲垣が演じるキャラクターを、彼をイメージでして当て書きで作り上げた。それだけに、評判はすこぶる良く、さすがの存在感を発揮していた。

 ほかにも、『コズミック フロント☆NEXT「いにしえの天文学者 安倍晴明」』(NHK BS)での安倍晴明役、大林宣彦監督の遺作となった『海辺の映画館-キネマの玉手箱』での大久保利通役、二階堂ふみとダブル主演を務めた手塚治虫の同名漫画の映画化『ばるぼら』、朗読劇『もうラブソングは歌えない』といった俳優業の一方で、2020年12月から2021年1月にかけて再々演されている舞台『No.9 -不滅の旋律-』で主人公のベートーヴェン役を務めている稲垣は、ベートーヴェン生誕250周年にちなんだNHKのプロジェクト「ベートーベン250」のアンバサダーに就任、視聴者にベートーヴェンの魅力を分かりやすく伝えている。2021年は、どういったジャンルでどんな稲垣吾郎を見せてくれるのか、注目だ。

■主演で引っ張りだこ 大泉洋

 4月に48歳となる大泉洋は、2020年は映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』、『新解釈・三國志』で主演を務めたほか、配信ドラマ『2020年 五月の恋』(YouTubeWOWOWオフィシャルチャンネル)、『新解釈・三國志-異聞-』(Hulu)でも主演を務めた。また、ドラマ『ハケンの品格 シーズン2』にはシーズン1と同じキャラクターで特別出演し、篠原涼子演じる春子から天然パーマをネタにされ、笑いを誘っていた。そして、2020年の大泉のキャリアで忘れてはならないのが、『第71回NHK紅白歌合戦』の白組司会を担当したことだろう。元々、バラエティー番組でのトークの上手さは定評があり、アドリブも抜群。良い1年の締めくくりとなった。

 2021年も、塩田武士氏が“大泉洋”を主人公に当て書きし、出版業界の光と闇を描いた小説を大泉主演で映画化した『騙し絵の牙』(3月26日公開予定)、Netflixで冬から配信予定の劇団ひとり監督・脚本の映画『浅草キッド』に柳楽優弥とダブル主演が決定。引っ張りだこの1年となりそうだ。

■世界を舞台に活躍 浅野忠信

 最後の年男が11月に48歳を迎える、浅野忠信。2000年以降、海外作品に積極的に参加してきた浅野は、2020年もローランド・エメリッヒ監督作『ミッドウェイ』、チェン・スーチェン監督の中国映画『唐人街探案3(原題)』に出演(中国国内の公開は2021年に延期/日本での公開は未定)。日本映画では、大林宣彦監督の遺作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』、伊藤俊也監督作『日本独立』で主人公・白洲次郎役を熱演と、映画をメインに活動してきた。また、ドラマ出演もテレビドラマではなく、Netflix配信のオリジナルシリーズ『Followers』(世界190ヵ国に配信)に中谷美紀が演じる主人公の元カレ役で出演。一筋縄ではいかない大人の恋愛模様で視聴者を釘付けにした。

 2021年は、実は今回が初出演となるNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で、震災で船を失ってから、立ち直るきっかけをつかめずにいる天才漁師と言われた男・新次にふんする。若手がひしめく中、その存在感だけで魅せてくれるはずだ。ほかにも、水俣病を題材に、ジョニー・デップ主演で贈るアンドリュー・レヴィタス監督の『Minamata(原題)』、セドリック・ニコラス=トロイアン監督によるNetflix映画『KATE(原題)』が待機。今年も世界での活躍が予想させる。

 ベテラン勢が厚い2021年の年男。だが、北村の勢いは相当なものだ。予想通り、2021年の顔としてさらなるブレイクとなるか。注目だ。(文:安保有希子)

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