高畑充希×タナダユキ監督が初タッグ『浜の朝日の嘘つきどもと』来年公開

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映画『浜の朝日の嘘つきどもと』
映画『浜の朝日の嘘つきどもと』場面写真 (C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会

 女優の高畑充希が主演を務め、映画『ロマンスドール』のタナダユキ監督と初タッグを組んだ映画『浜の朝日の嘘つきどもと』が、2021年に全国公開されることが決まった。

 タナダ監督によるオリジナル脚本の本作は、震災後の福島・南相馬に実在する映画館を舞台に、一人の20代女性が東奔西走し映画館の存続を守ろうとするヒューマンドラマ。2021年3月には東日本大震災、福島原発事故から10年の節目を迎える。コロナ禍もあり、風前の灯となった映画館を守ろうとする話を通し、エンタメ文化へのエールともなる作品を制作した。

 舞台となった映画館「朝日座」は、福島県南相馬市に実在する。1923(大正12)年に芝居小屋・常設活動・写真小屋「旭座」として開館。地方回りの芝居も上演される中、無声映画も数多く上映され、多くの地元住民が足しげく通い、大衆文化の殿堂としてにぎわいを見せた。戦後、映画全盛の時代となった1952(昭和27)年には「朝日座」へ改名し、長年街の人々の暮らしに寄り添ってきた。

 経営が傾いている朝日座を立て直すべく、地元住民と共に奔走し、くじけそうになりながらも奮闘していく主人公・茂木莉子役を高畑が演じるほか、大久保佳代子が莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子役、落語家の柳家喬太郎が朝日座の支配人・森田保造役で共演する。

 タナダ監督は「自分の力ではどうにもならないことが起こり、それに翻弄されても、私たちは生きなければならないのでしょう。何があっても前を向かなければいけないというのなら、せめてほんの少しだけの優しさのある映画が作れないものだろうか。そう思ってこの映画を作りました」とコメント。

 主演の高畑は撮影を振り返り、「明るくポップではありながら、タナダさんの伝えたいメッセージがぎゅっと詰まった絶妙なバランス感覚の台本の中の世界にお邪魔できて、毎日ストレスなく、心地よい時間が流れていたように思います。これがコロナ自粛明け、私にとって一つ目のお仕事だったこともあり、撮影現場の福島では本当に色々なことに思いを巡らせていました」と語っている。

 本作の物語の続きとなるドラマ『浜の朝日の嘘つきどもと』は、10月30日、福島中央テレビ開局50周年記念作品として放送された。本作と同じく監督・脚本はタナダが務め、竹原ピストルと高畑充希がダブル主演。今後、配信などを予定している。

 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』は、2021年全国公開。

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