「コラボレーションすることが大事」ディズニーのイマジニアが若者へアドバイス

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『Magic of Disney’s Animal Kingdom ディズニー・アニマルキングダムの魔法』
『Magic of Disney’s Animal Kingdom ディズニー・アニマルキングダムの魔法』より (C)2020 Disney and its related entities (C)Disney

 世界最大のディズニー・テーマパークの裏側に密着したドキュメンタリー『Magic of Disney’s Animal Kingdom ディズニー・アニマルキングダムの魔法』が、ディズニープラスにて独占配信中だ。本作の配信を記念し、ウオルト・ディズニー・イマジニアリングのポートフォリオ・クリエイティ・エグゼクティブで、「ディズニー・アニマルキングダム」の設計を監修したジョー・ロードがインタビューに答え、作品の見どころや、ディズニーで働きたい人へのアドバイスを語った。

 本作は、アメリカ・フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにある、自然や動物、冒険をテーマとしたディズニー・テーマパーク「ディズニー・アニマルキングダム」と、「エプコット」のアトラクション“シー・ウィズ・ニモ&フレンズ”の裏側に密着したドキュメンタリー・シリーズ。飼育員や獣医たちがガイドとなり、パークに生息する動物たちの生活や飼育の様子を映像とインタビューを交えて紹介。撮影には最先端の映像技術を用い、世界最大のディズニー・テーマパークの裏側を細部まで映し出していく。

――『Magic of Disney’s Animal Kingdom ディズニー・アニマルキングダムの魔法』を観てもらいたい人はどんな人ですか?

 このシリーズは誰でも楽しめますが、2つのタイプの方々には特に見ていただきたいです。常にもっとディズニーのことを知りたいと思っているディズニーファンの方。これらの人々にとって、今まで公開されたことのないディズニーの舞台裏を見ることができます。このシリーズの中では、パーク内では語られていない物語の裏側を見ることができます。それはとてつもなく貴重な体験です。

 もう一つは、動物が好きで、環境保全への関心が高い方々。もしかするとこの方たちは、「ディズニー・アニマルキングダム」がその分野で世界的に非常に重要な役割を担っていることを認識していないかもしれません。『Magic of Disney’s Animal Kingdom ディズニー・アニマルキングダムの魔法』をきっかけに、動物が好きで、環境保全への関心が高い新たな視聴者の方にも、私たちの取り組みを知っていただきたいと思っています。もちろんすでに私たちのことを愛してくださっている方にも、何かを提供できることを目指しています。私たちは本当に新しく、エキサイティングなものを提供したいと考えており、みなさんが今までに経験したことがないとても特別なもの目の当たりにするでしょう。

――本シリーズの中で、どれくらいイマジニアリングの世界を覗くことができますか?

 本シリーズはイマジニアリングを描いている作品ではないですが、イマジニアズは、すべてのアクションが行われる環境を作らなければなりませんでした。あなたは映像を見て、「うわー、それは本当にアフリカのように見える」と度々思うでしょう。しかし、あなたはすぐにそれがオーランドだと気づくでしょうし、舞台裏では、すべてに過程があることを知るでしょう。本作では、ケアと思いやりに焦点を当てています。パーク内での持続可能な動物の生活における舞台裏での行動や感情的な部分に焦点を当てています。

――イマジニアとして、あなたは「ディズニー・アニマルキングダム」の設計を監修しましたが、このシリーズを制作する中で、何か新たな教訓を学びましたか?

 ええ、とてもたくさんあります。シリーズの詳細は明かしたくありませんが、動物たちが参加し、繋がり、振る舞うことができる環境にいつも驚かされます。また守られている部分もありますが、野生として自由にいることもできます。動物が自由でいるのを見るのは本当に素晴らしいことです。「それは起こるのだろうか? 彼らは本当にそれをするつもり? それは本当に起こるの?」というように。あなたは動物が信じられないほど的確な相互作用をもたらす瞬間を目撃するでしょう。これを見られるのは、本当に驚くべきことです。

――ディズニー・アニマルキングダムは、世界中の他の動物保護区や動物園と何が違うのですか?

 まず、ディズニー・アニマルキングダムにはしっかりとした物語があります。私たちは、語られる経験とテーマによって、動物たちの体験をすべてフレーム化します。パークを訪れる人々のために動物を見せているわけではないので、物語に満ちた場所にいるという経験をすることができます。また、あなたたちが、動物たちを見るときは、その瞬間にとても満たされるでしょう。

――テーマパークを設計するときに、動物保護区としても機能しなければならない場合、どんなことに気を付けていましたか?

 動物たちがどこにでもいられるようにすること。動物の存在は、「ディズニー・アニマルキングダム」での体験の全体を意味するので、建物の扱いやスタイルにも気を付けています。また私たちが道を舗装する際も気を付けています。すべてに気を配っています。

――パークでの動物たちとの体験を作り出す舞台裏をどう表現しますか?

 動物たちのエリアを作る際には、基本的に動物のことから考えます。動物たちは何を望んでいるのか?何が必要か? どう動くのか? どう生活するのか? これらのすべては、設計の一部を開始する前にすでに解決されていなければなりません。私たちは、動物たちが家だと感じられる場所をつくる必要があります。その後、私たちが自問しなければならないのは、「彼らが家であると感じられることを妨げないように、来場者がこの場所を見たり、体験できる方法を考えること」そして次に、「単に動物たちを見るというよりは、動物たちへの理解を深め、感情的な意味をもたらし、すばらしい印象をのこせる物語を組み込みにはどうすればよいのかということ」。

――視聴者は本シリーズをみることでどんな発見があるのでしょうか?

 私は本シリーズの根底にあるのは、パークのゲストが「ディズニー・アニマルキングダム」を訪れるときに必ずしも見る必要がない部分を描いています。それは“ケア”の部分です。私たちがケアと言うとき、それはいくつかの意味で使われます。まずは、活動自体のこと。パーク内で動物たちの世話をするために人々のことです。パークのデザイナーとしては、パーク内で語られる物語にも気を配りますが、そこには実際に起る感動的な物語もあります。動物たちの命に尽くす人々の感動的な物語です。

――あなたの足跡をたどってイマジニアになりたい若者にどのようなアドバイスをしますか?

 基本的には、イマジネーションは想像力と創造性の組み合わせです。それは、エンジニアリング、計画、プロット、物事を成し遂げることです。それだけです。すなわち想像力と創造性の2つの分野が非常に大切です。若いときに最初に理解する必要があるのは、一人で成し遂げようとしないこと。コラボレーションすることが大事です。イマジニアリングの鍵は、他の人と協力して、グループで誰かと何かを成し遂げること。人々は未来を創造するとき、創造することは孤独なものだと思いがちです。「どうやって、自分だけでやり遂げるの?」。でも自分だけではできません。誰かとそれをやり遂げるのです。人と関わりながら、一緒につくりあげていきます。それがイマジニアリングです。

 『Magic of Disney’s Animal Kingdom ディズニー・アニマルキングダムの魔法』は、ディズニープラスにて独占配信配信中。

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