『ゴリラのアイヴァン』、動物たちの“名演”と“深いメッセージ”が心にしみる感動作

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『ゴリラのアイヴァン』KV
『ゴリラのアイヴァン』9月11日(金)よりディズニープラスで独占公開 (C)2020 Disney

 実話を基にした世界的ベストセラー小説から生まれた、心優しきゴリラを主人公とした感動ストーリー『ゴリラのアイヴァン』が、ディズニー公式動画サービス『Disney+(ディズニープラス)』で9月11日より公開となる。原作に惚れ込んだアンジェリーナ・ジョリーがなんとか映画化に携わりたいと強く望み、制作に名を連ねた本作。生き生きとした動物たちの描写とともに、深いメッセージ性を味わえる感動作となっている。

■リアルかつ、躍動感あふれる動物たちの姿にびっくり!

 原作は、アメリカの児童文学作家キャサリン・アップルゲイトが実話をもとにフィクションとして書き上げた『世界一幸せなゴリラ、イバン』。郊外のショッピングモールで大きな声で雄叫びをあげ、観客を喜ばせるのが仕事だったシルバーバック・ゴリラのアイヴァンが、赤ちゃんゾウのルビーと出会ったことをきっかけに、ほとんど記憶のないはずのふるさとへの想いに揺さぶられていく姿を描く。

 まず驚いたのが、モーションキャプチャーをはじめとした最新のCG技術によって生み出された動物たちの姿。アイヴァンをはじめ、ルビー、年老いたゾウのステラ、犬のボブなど、みんなリアルでありながら、表情も豊か! 躍動感いっぱいに動物同士でおしゃべりし合うさまに、大いにワクワクとさせられる。ルビーのピュアなかわいらしさにはキュンとすること間違いなしだし、パワフルな雄叫びをあげる一方、優しい心を持ったアイヴァンも一気に好きになってしまう魅力にあふれている。

 またアイヴァンにとって育ての父ともいえる人物とおでこを寄せ合ったときのアイヴァンの表情は、心が震えるほどの“名演”。ぜひ注目してほしい。

 そして動物たちの声を担当した俳優陣も豪華だ。アイヴァンの声を担当したのは、『スリー・ビ ルボード』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したサム・ロックウェル。ゾウのステラを本作のプロデューサーでもあるアンジェリーナ・ジョリー、犬のボブを『ダンボ』での名演も記憶に新しいダニー・デヴィート、プードルのスニッカーズを賞レース常連女優のヘレン・ミレンが担うなど、それぞれ深みのある演技で動物たちに命を吹き込んでいる。


■アンジーからのメッセージ「アイヴァンは人生について多くのことを語る」

 躍動感あふれる動物たちに魅了されるなか、私たち人間世界にも通じる深いメッセージ性が浮かび上がる本作。小さなサーカスで、ステラやボブと仲良く暮らしていたアイヴァン。ここでの暮らしになんの疑問も持っていなかったが、野生の家族と無理やり引き離されてサーカスへとたどり着いたルビーとの出会いが、アイヴァンの心に変化をもたらしていく。「自由とは?」、「自分の居場所とは?」と葛藤し、友人たちと新しい一歩を踏み出そうとするアイヴァンの姿を見ていると、自らの足元を見つめ直してみたくなる人も多いはずだ。

 自分の子供たちと原作を読んで、「どうしてこの物語が特別なのか話し合った」というアンジェリーナ・ジョリーは、「アイヴァンは人生について多くのことを語り、我々も含めて、人生で取り組まなければならない重い課題についても少し語ってくれます」と本作の持つ普遍性についてコメント。「とは言え、アートの才能のある陽気な愛すべきゴリラの姿を通して表現されているので、こうした人生の教訓も分かりやすく示され、深刻にならずに理解できる。動物たちと、サーカスの経営者マックが中心となって展開していくこの映画は、自由を求める旅の物語でもあるの」とその魅力を語っている。

 さらに「“自分たちが行動することで何かが変わる”ということを見られるのは、とてもパワフルなこと」とメッセージを送るアンジー。アイヴァンの冒険を通して、居場所探し、友情、人間と動物の絆など、人生における宝物が見つかりそうだ。(文:成田おり枝)

 映画『ゴリラのアイヴァン』は、9月11日(金)よりディズニープラスで独占公開。

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