ヨ・ジング、主演ドラマ『王になった男』の“一人二役”で「やっとスタートラインに立てた」

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『王になった男』ヨ・ジング
ドラマ『王になった男』主演のヨ・ジング  提供写真

 イ・ビョンホン主演の大ヒット映画を連続ドラマ化した『王になった男』。一人二役で“狂気の王”と“正義感あふれる王の影武者”を演じ分けた俳優ヨ・ジングの演技力が、一見の価値アリと話題になっている。子役から活躍しながらも、本作で果たしたチャレンジによって「今になってやっとスタートラインに立てたような気がする」と充実感をみなぎらせるジング。一人二役の苦労や、本作で得た経験について語った。

■いつか一人二役を演じたいと思っていた

 王座をめぐり激化する権力争いで混乱する朝鮮中期を舞台に、ある日突然、王イ・ホンの身代わりにされた道化師ハソンの成長と、映画版では描かれなかったイ・ホンとハソン、王妃ソウンのラブロマンスを描く本作。

 本作の出演オファーを受けたジングは、「映画版の『王になった男』は僕も大好きなので、ものすごく悩みました。僕が演じてもいいのか?ちゃんと演じられるのか? 最初は確信が持てなった」とプレッシャーも感じたという。しかし「原作の映画を観ながら、いつか一人二役を演じたいと思っていた」そうで、「俳優にとっては魅力的な役柄なので、今若いうちに挑戦した方がいいだろうし、年を重ねればもっと挑戦しづらくなる。そう思って勇気を出しました」と思い切って飛び込んだ。

■驚異の演技力! “陰と陽”どうやって演じ分けた?

 演じたのは、王イ・ホンと道化師のハソン。ジングは「ハソンは、とても肝が据わっている人物。道化師として、全力を挙げてお客さんを楽しませようとしているんです。ハソンは姿形が王様と瓜二つなので、やがて王宮に行って王様の身代わり役を務めるようになります。一方のイ・ホンは王様ですが、とても危うく権力欲が強い人。暗殺されるという被害妄想のせいで、おびえながら生きています」と紹介。とりわけイ・ホンは「今までお見せできなかった僕の新しい一面を見せられる役柄」だと語りつつ、「普段の僕は、道化の時のハソンかな。とても明るい性格で、エネルギーが満ち溢れている点が似ていると思います」と笑顔を浮かべる。

 冷酷で狂気をはらんだイ・ホン、一方のハソンはパッと明るい雰囲気で周囲を魅了する。ジングは、この2人がまとう“空気”まで見事に演じ分けた。その演技力には驚くこと必至だが、役作りにおいては「2人が向かい合った時の立ち姿や首を動かす角度、顔の表情などをはじめ、目つきとジェスチャーに神経を注ぎました」と“陰と陽”を演じる上で、繊細な表現に挑んだ。

 信頼できるスタッフ、キャストと一緒に壁に立ち向かい、「今後もう二度とこんな現場はないだろうと思うほど、みんなが意気投合していて楽しい現場でした。辛い時はお互いに声を掛け合いながら撮影していたので、“またこういう現場ならいいな”、“こういう現場を作れるように頑張ろう”今はそう思います」と宝物のような経験となったという。

■『王になった男』は「僕を成長させてくれた」

 ジングは、1997年8月生まれの23歳。8歳の頃、韓国のトップスターが共演した映画『サッド・ムービー』(2005)でデビューし、2012年の大ヒットドラマ『太陽を抱く月』でキム・スヒョン演じる主人公の子供時代を熱演して注目を集めた。子役スターから、実力派俳優として成長を遂げている彼だが、そんな中でも本作は「自身の成長を感じれられた」作品だと告白する。

 「『王になった男』のストーリー自体がハソンの成長を主軸にしていますが、ハソンが王になり成長していく過程で、僕も成長したと思います。この作品をやる前はどう演じるかについて、迷いがあったんです。でも、本作を通じて自分に対する自信が芽生え、確信も持てるようになり、今になってやっとスタートラインに立てたような気がします。僕を成長させてくれた大切な作品です」。

 そして最後に日本のファンに向けて、「時代劇だからこそお見せできる自然の風景だとか、セットが醸し出す雰囲気にも配慮しました。衣装にも力を入れたので、そういう点にも着目していただけたら嬉しいです。あと、原作よりも恋愛の要素が多いので、ハラハラしたり甘い気分に浸りながら、ロマンスを楽しんでいただくのもいいと思います」と見どころを語ってくれた。

 凛々しく男らしくなった姿で、ファンを歓喜させたヨ・ジング。主演として壮大な物語を演じ切った彼のこれからが、ますます楽しみになった。

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