ウィル・スミス×トム・ホランド『スパイ in デンジャー』は凸凹バディ映画の新境地

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『スパイ in デンジャー』場面写真
『スパイ in デンジャー』7月10日(金)よりディズニープラスで独占公開 (C)2020 Twentieth Century Fox Film Corporation.All Rights Reserved.

 クールな世界一の最強スパイと、平和を愛するドジな発明家のコンビが世界を駆け巡るアニメーション映画『スパイ in デンジャー』が7月10日(金)よりディズニー公式動画サービス『Disney+(ディズニープラス)』で配信される。最強のスパイ・ランスを演じるのは、企画段階から参加したというウィル・スミス。発明家・ウォルターを『アベンジャーズ/エンドゲーム』などのスパイダーマン役でおなじみのトム・ホランドが演じる。今回、クランクイン!は本作の日本語字幕版をいち早く鑑賞! 二人のバディにも注目が集まる本作の魅力をお伝えしたい。

■全く新しい凸凹バディが大活躍

 まず冒頭から驚いたのが、ランスが敵アジトへ侵入するシーン。アップテンポな音楽が流れる中、最新のテクノロジーを使ってド派手にランスが登場するのだが、“カッコイイ”が凝縮されてより、『ミッション:インポッシブル』を彷彿とさせるような本格スパイ・アクションが楽しめる。また、ところどころに“ウィル・スミスらしい”ユーモアが散りばめられており、開始15分で作品の世界に引き込まれた。

 この後、ランスは“ある出来事”がきっかけとなりスパイ組織から追われる身となるのだが、逃げる途中で変わり者の発明家・ウォルターが発明した薬を誤って飲み、ハトに変身してしまう…。人間の言葉は話せるものの、それ以外は完全にハト。人とは群れない主義で、一人で行動することを好むクールなスパイと、幼い頃から「変」だと言われながらも、ユニークな発明をしてきた平和を愛する青年。対照的な二人が交わった時、唯一無二のバディになっていくのだが、この設定が斬新かつ非常にうまくできている。

 頑なに一人で事件を解決させようとしていたランスが、“ハト”になったことで、チームの大切さを知っていく過程はたまらなく愛しく、ウォルターのやさしさと二人の一生懸命さにふわっと包まれた気持ちになった。

■大人でもワクワクするユニークなガジェット

 本作の鑑賞後、多くの人が「物語がテンポよく進む圧倒的なスピード感」、「本格的なアクションシーン」、「個性的なキャラクター」を魅力としてあげると思う。実際、あらゆる装備が満載のスーパーカーによるカーチェイスや、クライマックスのアクションシーンは迫力満点で、あっという間の102分だった。

 ただ、個人的には、ウォルターのガジェットにもぜひ注目してほしい! “ネコのキラキララメ”や“膨らむハグ”など、平和を好むウォルターだからこそ作り出せるガジェットには、夢と希望が溢れている。「次はどんなガジェットが出てくるの?」と大人でもワクワクしてしまうこと間違いなしだ。

 もちろん、本作はアクションとユーモアだけではない。家族や仲間との心の繋がりに、思わずほろりときてしまうシーンもある。冒頭シーンの母親と幼い頃のウォルターの会話が、後にしっかりと活きてくるなど、ストーリー展開もしっかりしておりキャラクターそれぞれにきちんと見せ場があるところも魅力だ。また、日本の描写や、日本人キャラクターの出演もあるのでぜひ注目してみてほしい。

 次第に心を通わせていく二人のバディ感と、ユーモアが散りばめられたストーリー展開に心から笑えるだけでなく、温かい気持ちになれること間違いない。

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