『M 愛すべき人がいて』大反響 田中みな実、水野美紀…ツッコミつつ楽しみたい

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『M 愛すべき人がいて』第1話より
『M 愛すべき人がいて』アユ(安斉かれん)とマサ(三浦翔平)の出会いのシーン (C)テレビ朝日/AbemaTV,Inc.

 新ドラマが次々と放送を延期させる中、18日にスタートしたドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系/毎週土曜23時15分)。第1話は、ABEMAドラマ史上歴代最高の視聴者数(放送初日の24時間以内のリニア放送での視聴者数とビデオの視聴者数を合算)を記録した。本作の特徴として、オンエア中、視聴者からツイッターなどで数々の“ツッコミ”が寄せられた点があるだろう。今夜25日放送の第2話もぜひツッコミながら楽しみたいところ。その前に第1話で多くの反響があったポイントを振り返ってみよう。

■第1話は、“平成の歌姫”アユとマサの出会いが焦点に

 本作は、“平成の歌姫”浜崎あゆみ誕生に秘められた出会いと別れを描いた小松成美の同名小説(幻冬舎刊)を原作に、鈴木おさむが脚本を務めたラブストーリー。音楽界の頂点を目指すアユを歌手の安斉かれんが、アユを見い出すプロデューサー・マサを俳優の三浦翔平が演じている。

 1993年、福岡から上京してきたアユ(安斉)は、東京で芸能活動をスタートさせる。一方、レコード会社「A VICTORY」専務のマサ(三浦)は、会社の売り上げを天才音楽プロデューサーの輝楽天明(新納慎也)1人が担っていることに強い危機感を抱いていた。ある日、アユは同級生・理沙(久保田紗友)に連れられてやってきたディスコ「ベルファイン」で、新人の発掘のために来ていたマサと出会う…というのが第1話の導入だった。

■小室哲哉!? 天才音楽プロデューサー、驚きのビジュアル

 マサの前に立ちはだかるキャラの1人が輝楽だ。劇中の輝楽はTRFをモデルにしたと思われるダンス&ボーカルグループ「usg」のプロデュースをしているほか、1995年に大ヒットしたダウンタウン浜田雅功と小室哲哉のユニット「H Jungle with T」を連想させる「スーパー・ジャングル」が200万枚の大ヒットを記録しているという設定。

 輝楽はいうまでもなく小室哲哉がベースになったキャラクターなのだが、驚くべきはそのビジュアル。登場シーンでは紫色のスラックスにド派手な柄シャツ&ブルーのジャケットというインパクト大のファッションで登場。さらに輝楽を演じる新納の顔には濃いめのファンデーション、しっかりと入ったアイライン、さらに唇には口紅…。輝楽の初登場シーンにはネット上に「小室哲哉…いいのか…それで」「誇張しすぎた小室哲哉」などのツッコミが相次いだ。第2話以降も輝楽の動向から目が離せない。

■田中みな実&高嶋政伸、キャラ濃すぎ問題

 本作の見どころといえば強烈すぎる個性を持った登場人物たちだ。俳優の高嶋政伸演じる「A VICTORY」社長・大浜は、稼ぎ頭の輝楽を信奉し、マサとは対立しているという設定。登場シーンではマサに対して、アニメキャラのようなクセの強い声色で「調子こいてると足をすくわれるからお気をつけてねぇ?」と言い放つなど、視聴者にその濃すぎるキャラを印象付けた。

 中でも群を抜いてヤバいキャラは、田中みな実演じる専務秘書の姫野礼香だ。姫野はストーカーばりの執着でマサに接近。演じる田中の狂気じみた芝居が緊張感を高める中、彼女の右目の“謎の眼帯”に視聴者は注目。眼帯がオレンジ色であることからネット上には「みかんの皮感が凄い」「ほんとだーみかんの皮だー(笑)」などのツッコミが殺到していた。今後の展開次第では彼女の眼帯に秘められた過去も描かれるかもしれないので要注目だ。

■奇跡! 夜空に虹が

 個性派キャラの熱演に加えて、製作陣によるサービス精神おう盛な演出も見逃せない。第1話のクライマックスシーン。マサによるアユへの歌のレッスンが、他事務所による引き抜きに当たるとして、姫野が2人の仲を引き裂いてしまう。それでもアユは「事務所やめるって言ってきた」とマサの元に駆けつける。マサはアユに「うちに来い! 俺んとこで歌手になれ!」と自分の元に来るように説得。「お前は虹を渡りたいんだろ! だったらその虹、俺が作ってやる」と宣言する。するとアユとマサの頭上に、夜空を架ける虹が現れるのだった。

 製作陣の“こういうのが見たいんだろぉ!”という気概の込もった演出に応えるように、ネット上には「夜に虹演出で激アツ」「レインボー演出は確定でお願いします」などのツッコミが寄せられていた。

■ツッコミ待ち? 第2話では水野美紀が登場

 25日放送の第2話では、鈴木おさむ脚本のドラマ『奪い愛、冬』『奪い愛、夏』(共にテレビ朝日)で規格外の怪演を見せた水野美紀がアユを鍛えるトレーナー役で登場。この“分かってる”配役には、作り手の「さぁ、ツッコンでみせよ」という気骨を感じさせる。

 往年の大映ドラマを思わせる大仰なセリフや独創的すぎる演出で90年代の芸能界の光と影を描く本作。番組オンエア中は、SNSを会場にした応援上映に参加する気持ちで、ツッコミ鑑賞してみるのも一興だ。(文:スズキヒロシ)

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