2020年はDCヒロインが熱い! 『ハーレイ・クイン』の次は話題作『ウォッチメン』が上陸

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DC女性キャラクター
(上)『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン、(下)『ウォッチメン』のシスター・ナイト  SUICIDE SQUAD and all related characters and elements are trademarks of and(C)DC Comics.(C)2016 Warner Bros. Entertainment Inc. and Ratpac‐Dune Entertainment LLC. All rights reserved. WATCHMEN and all related characters and elements are trademarks of and(C)DC.(C)2020 Warner Bros. Entertainment Inc.(C)2020 Home Box Office, Inc.

 「アメコミ」ベースのユニバース作品が一大勢力となって久しいハリウッド・エンターテイメント。「#MeToo」ムーブメント以降、着実に変化している時代の流れに呼応するかのように、女性主人公の活躍が目立っているのがDC作品だ。特に、2020年は映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』、ドラマ『ウォッチメン』など注目作品が続々と日本に上陸している。そこで今回は、今注目のDC女性キャラクターを紹介していきたい。

 まず、紹介したいのは、2016年に公開されたスーパーヴィランが集結する『スーサイド・スクワッド』で、人気男性ヴィランたちを押し退け、最もインパクトを残したマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインだ。エロくて、可愛くて、強くて、最高にイカれてる彼女がバッドを振り回して嬉々として敵をなぎ倒す姿は爽快そのもの。欲望に忠実で自由なツヨカワいい彼女に世界中が夢中になった。

 同作の公開に先駆け製作が発表されていた彼女を主人公にした映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(上映中)ではそのツヨカワぶりも、イカレっぷりもパワーアップ。さらに、女性監督に女性脚本家、そして主演のマーゴットが製作総指揮も兼務し、ハーレイ・クインを中心とした女性チームの活躍を描くなど、作品の中核を女性たちが担っている点がいっそう現代的だ。

 そのハーレイ・クインに勝るとも劣らない、人気キャラクターがガル・ガドット演じる「ワンダーウーマン」だ。2016年の映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』で初登場し、翌年公開された『ワンダーウーマン』はまさに女性パワーが炸裂した作品になっている。

 女性監督パティ・ジェンキンスが初めてアメコミ原作のメジャー作品の監督を務め、ガドットはタフネスさと純真さを併せ持った女性像を体現。カリスマティックでありながら親近感もあるヒロインは、アメコミ映画に新たな視点をもたらし、女性の才能に正しくスポットを当てようとする時代の流れにもフィットしたと言えるだろう。6月12日に最新作『ワンダーウーマン 1984』が公開予定だったが、こちらは残念ながら公開が延期となってしまった。

 ドラマに目を向ければ、ルビー・ローズ主演の『バットウーマン』が待機中だ。2018年に『ARROW/アロー』、『FLASH/フラッシュ』、『SUPERGIRL/スーパーガール』のクロスオーバー『エルスワールド 最強ヒーロー外伝』で初めて登場したバットウーマンは、DC作品初のLGBTQヒロイン。

 ローズ演じるバットマンのいとこ・ケイトが、バットマンが去った後のゴッサムシティを守るべく立ち上がる本作は、主人公はもちろん、ヴィランのワンダー・ギャングを率いるリーダーも女性という新機軸になっている。そのクールでスタイリッシュなヒロイン像が早くも注目を集めているシリーズだ。

 最後に紹介するのが、満を持して日本に上陸した話題作、オスカー女優レジーナ・キングが演じるドラマ『ウォッチメン』(デジタル先行配信中/6月3日ブルーレイ・DVD発売、DVDレンタル開始)の主人公シスター・ナイトことアンジェラ・エイバー。原作コミックをリミックスし、34年後の別世界にあるオクラホマ州タルサを舞台に、ヒーロー活動が非合法化され、白人至上主義組織、第7機兵隊と警察組織の戦いが繰り広げられるこの世界で、アンジェラは表向きにはベーカリーを経営する元警官、しかし裏ではシスター・ナイトとして第7機兵隊を追う覆面警官という人物だ。

 製作は、『ゲーム・オブ・スローンズ』を世界的にヒットさせたHBOと『ジョーカー』のDCコミックスとの最強タッグであることも見逃せないポイント。『LOST』や『LEFTOVERS/残された世界』のクリエイターとして知られるデイモン・リンデロフが製作総指揮を務める本作は、DC作品の中でもかなりの異色作。物語は過去と現在を行き来しながら複雑に絡み合い、思わぬ方向へと発展していく。ダークで、ミステリアスで、時に荒唐無稽でありながらどこまでもシリアスで骨太。

 第1話からして一筋縄ではいかない雰囲気が濃厚に漂っているが、そこに確かな説得力をもたらしているレジーナ・キングの演技力には目をみはるものがある。フードを目深にかぶり、レザーのロングコートを靡かせ颯爽と歩くシスター・ナイトの姿は惚れ惚れする格好良さ。有無を言わせないタフネスさを持つと同時に、妻として、母としての繊細さも併せ持ち、どの場面を切り取ってもリアルな手触りを感じさせる圧倒的な存在感から目が離せない。

 また、彼女を筆頭に、ジーン・スマート演じるFBIで非合法ヒーローを取り締まるローリー・ブレイク、ホン・チャウ演じるミステリアスな億万長者レディ・トリューら、強い個性を持った女性キャラクターが物語のキーとなる存在になっている点もこのドラマの魅力だ。

 全米での初回放送時は、なんと150万人が視聴! さらに、辛口批評家サイト「Rotten Tomatoes」では驚異の97%の満足度を獲得(2019年12月時点)している。

 そのほかにも、メリッサ・ブノワ演じる『SUPERGIRL/スーパーガール』(2015年放送開始)の主人公カーラ(=スーパーガール)など、多様多彩な女性キャラクターがファンを魅了している。同じDC作品の中でも、キャラクターの個性は様々で作品ごとに違った楽しみ方ができるので、この機会に是非、おうち時間を使ってチェックしてみてほしい。

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