乃木坂46・秋元真夏、小学生時代から「“ぶりっ子”とイジられて」 愛されキャラのコミュニケーション術

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20200405乃木坂46・秋元真夏インタビュー
乃木坂46・秋元真夏  クランクイン!

 乃木坂46の2代目キャプテン・秋元真夏。グループを引っ張る一方、持ち前の笑顔と愛きょうで、周囲を明るく照らす“愛されキャラ”でもある。その親しみやすさから、メンバーや共演者に「イジられる」のも代名詞となっている彼女。実は、小学生時代から「ぶりっ子とイジられていた」のだという。誰からも愛される秘密はどこにあるのか。“真夏流コミュニケーション術”を聞いた。

■小学生の頃から「“ぶりっ子”と言われていたんです」

 乃木坂46・一期生の秋元。グループの冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京)などでは、同期だけでなく、後輩メンバーからも「ぶりっ子」「あざとい」などとイジられ、笑顔を見せる。頭の回転の速さからイジられたときの“返し”も秀逸だ。実はこれ、今に始まったことではなく、小学生の頃からその片鱗はあったという。

 「自分では意識していないのに、男子からも女子からも関係なく、“ぶりっ子”と言われていたんですよ。たぶん、フリフリの服が好きでルーズソックスを履いていたりして、ませていたからもしれないですけど(笑)。中学や高校で女子校に通っていた当時も、生徒会長なのにやたらとイジられていましたね。

 学校の教室って、仲のいい子たちの輪が決まってくるじゃないですか。でも私は、どこのグループの子たちとも遊んでいました。休み時間には趣味の違う子たちの輪にも、平気でグイグイ入り込んでみたりして。そういう当時の経験が今にも生きている気がします。(乃木坂46の)期ごとに関係なく話したりとか、誰とでも話せたりするのは」。

 そんな風に誰とも臆せず付き合うタイプの秋元に対して、握手会での対応などから彼女を“人たらし”と評価する声もある。そのことについて本人に尋ねると、「言われます。自分では全然」と言いながらも、「話せない人はいない自信がある」との答えが返ってきた。

 「初対面で緊張していても、相手からはよく『緊張してないでしょ?』と言われます。握手会で初めて会うファンの方にもイジられるし、自分でも平気なのが不思議なんですよね。テレビの印象のまま気さくに接してくれるのがありがたいし、それがあるからこそ、握手会とかイベントまでの期間が空いても身近に感じてくれているのかなと思っています。

 昔から本当に変わってないんです。中学時代からの親友の子に『乃木坂46へ入って変わったらブチ切れるから』と言われて(笑)。一緒にご飯へ行くたびにチェックされるんですけど、かれこれ8年経った今はむしろ『逆に変わらな過ぎじゃない?』と心配されるほどなので、生まれつきなのかもしれません」。

■メンバー&スタッフとのコミュニケーション「両方の意見をくみ取れるように」

 幼い頃から、周囲から愛され続けていた少女は、26歳で人気アイドルグループ・乃木坂46のキャプテンという大役を任されることになった。昨年8月、京セラドーム大阪で行われた「乃木坂46 真夏の全国ツアー2019」での2代目キャプテン就任発表では、初代キャプテンの桜井玲香(2019年9月卒業)が秋元について「存在自体が癒やしなんです。それは真夏にしか持てない唯一無二の武器」と述べた。そう評される秋元は日頃、メンバーたちとどうコミュニケーションを取っているのだろうか。

 「自然と気持ちを察してくれる同期には助けられるばかり」と話す一方、困っている後輩に対しては「積極的に声をかけてきた」と明かす。その背景には、同期から約1年遅れてグループへ加入した過去があった。

 「自分自身もすでに輪ができている空間へ入っていったので、初めのうちは慣れなかったんですよ。それこそ、楽屋に置いてあるお弁当をいつ食べていいのかもよく分からないほどだったので(笑)。

 でも、そんな私に『今、一緒に食べていいんだよ』とか『ここから選ぶんだよ』と声をかけてくれた同期の優しさを覚えていて。困っていても言い出せない気持ちも分かるから、何かあれば寄り添ってあげたいと思っています」。

 かたやキャプテンの立場としては、時に「メンバーとスタッフさんの間に挟まれる機会もある」と話す秋元。就任から半年以上が経過した今では「両方の意見をくみ取れるようになってきた」という。

 「本音をいえば、メンバーの意見を貫きたい気持ちもあります。でも、スタッフさんにも『乃木坂46が上を目指すために何が必要か』という意向がある。だからこそ私は、場合によって『間を取って、かみ砕いてメンバーへ伝えなければいけない』と、ここ最近で実感するようになってきました」。

 キャプテンという立場に真摯(しんし)に向かう秋元だが、一方、プライベートではある悩みが増えたと苦笑する。

 「少し話がズレるんですけど…。人としてしっかりしたかと思いきや、プライベートではボケボケすることが増えてきたんですよ。昔から財布や家の鍵をよく落としていたんですけど、キャプテンになってからどうも多くなってきて…。役割が変わって人間として成長するかと思いきや、全然そんなことはなかったですね。たぶん、目の前の物事にしか集中できないから、プライベートがおろそかになってきたのかもしれません(笑)」。

■キャプテンになってからは「発言が大事」という意識も高まってきた

 単身では、グループの看板を背負いながらのバラエティー番組出演も目立つ秋元。畑違いの現場では「自分の後ろには47人のメンバーがいる」と肝に命じながら、1つ1つの言動に気を配っているという。

 「私が悪目立ちすれば『乃木坂46はこうだ』と思われてしまうじゃないですか。例えば、私一人があいさつを忘れてしまえば、グループの印象も悪く見えてしまうはず。だから、メンバーと離れるお仕事では、違った緊張感もあります。

 キャプテンになってからは『発言が大事』という意識も高まってきて。わずかでもグループに関する一言をつぶやいてしまえば、総意として捉えられてしまうから、自分の中で『乃木坂46やメンバーのためになるのか』と飲み込んでから話すようになりました」。

 3月まで放送していたバラエティー番組『自慢したい人がいます〜拝啓 ひねくれ3様〜』(テレビ東京系)では、南海キャンディーズ・山里亮太、ハライチ・岩井勇気、三四郎・小宮浩信らと共にレギュラーMCを担当。共演者からは「ちゃんとアイドルをやっているのが偉い」と「イジられながらも褒められました」と笑顔で答える。

 「お三方が安心できる環境を作ってくださったのもあり、現場に慣れてからは臆せずからめるようになりました。バラエティー番組は、そもそも畑違いの現場だし、一人で立ち回りつつ、なおかつ『乃木坂46を守る』という3つの軸が働いているので、難しいんですよ。ただ、すべてを平均してしまえば収まりはいいかもしれないけど、つまらなくなるので常に立ち位置には気を遣っています。

 でも、アイドルとの共演経験が多い山里さんや、強めな返しにも応じてくれる岩井さんや小宮さんがいたので『とにかく切り込んでみよう』という覚悟で取り組めました。そのかいもあったのか、ある日の収録中にふと『アイドルの中には裏話で目立つ子もいるけど、まなっちゃん(秋元)は、ぶりっ子したり正統派で活躍したりしていて偉い』と褒められたのもうれしかったです」。

■話しかけづらい人には「よく観察」

 コミュニケーション能力の高さにも定評のある秋元真夏は、ひょっとしたら、愛されるために生まれてきたのかもしれない。そう感じずにはいられなかったインタビューの最後、人との関わり方に悩む読者へ向けてのアドバイスを尋ねた。

 「私みたいなタイプはたぶん、誰かに話しかけるのが苦ではないんですよ。でも、苦手意識を持つ人が無理するのはけっこうなストレスだと思うので、うまく行かず落ち込むのであれば、まずは様子を見るのがいいかもしれません。

 私もよくやる方法で、話しかけづらい人に対してはよく観察して、相手の好きなモノや共通する部分を探るんです。やり過ぎはよくないけど、誰かと会話しているときにほんの少しだけ聞き耳を立ててみるとか。そうすれば、いざ会話となったらまったくの初対面ではなくなるので、きっと役立つはずです」。(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:ヨシダヤスシ)

■乃木坂46・秋元真夏セカンド写真集『しあわせにしたい』4月8日発売

 ファースト写真集『真夏の気圧配置』(徳間書店)から約3年ぶりとなるセカンド写真集『しあわせにしたい』(竹書房)を発表する秋元。「憧れの地だった」というイタリアと、「家族旅行で20回以上訪れた」という慣れ親しんだ沖縄で撮影。26歳の大人の姿と、あどけない表情の両方を収めた。自身で提案したという、初挑戦となるランジェリー姿での撮影では「もう1枚着なくて大丈夫だっけ?」とソワソワしたとか。本人も自信の「“今の秋元真夏”をたっぷりと味わえる」1冊だ。

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