乃木坂46・白石麻衣、恋人へのジレンマから体当たり演技まで 『スマホ2』注目ポイント

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映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』
映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』場面写真 (C)2020映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会

 女優・北川景子の主演で大ヒットした映画『スマホを落としただけなのに』の続編『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』が公開された。身近なスマホをきっかけに、登場人物たちが顔の見えない“真犯人”に翻弄(ほんろう)される様子を描いた本作でヒロインを務めるのが、乃木坂46の一期生・白石麻衣だ。今年1月の卒業発表も注目された彼女だが、本作では女優として、可憐な姿から体当たりの熱演も見せている。

■結婚にふみきれない恋人へのジレンマを好演

 本作は、映画『リング』などで知られる巨匠・中田秀夫監督によるサスペンス作品。前作で描かれた、長い黒髪の女性だけを狙った連続殺人鬼・浦野善治(成田凌)が引き起こした事件から数ヵ月後。解決に導いた刑事・加賀谷学(千葉雄大)と、恋人である松田美乃里(白石)に、ふたたび魔の手が迫る。

 ストーリーは、前作のヒロイン・稲葉麻美(北川)と恋人の富田誠(田中圭)の結婚式から始まる。事件を乗り越えて幸せそうな笑顔を浮かべる2人を見守るのは、招待客の加賀谷と美乃里。麻美と誠に後押しされた2人も、かすかに“結婚”について意識するようになる。

 しかし、ある葛藤から結婚に二の足を踏む加賀谷に、美乃里はジレンマを感じてしまう。プロポーズしてほしいと暗に匂わす美乃里に対して、劇中では始終煮え切らない態度を見せる加賀谷。ハッキリと意志を示してくれない恋人への気持ちを、ときにストレートにぶつけたり、ときに友人に対して愚痴としてぶちまけたりと、白石本人も彼女のもどかしさを「ひしひしと味わっていました」と語る場面は見どころの一つだ。

■限界まで振り切った体当たり演技に注目

 再び起きた事件の真犯人に追い詰められる、ヒロインの美乃里。じわじわと魔の手が忍び寄るさまが描かれている本作では、白石自身が中田監督から「今までにないほどの恐怖の表情を」と求められたという鬼気迫るシーンも醍醐味(だいごみ)だ。

 ストーリーが進むにつれて、美乃里は身近な場面で危機にさらされていく。ハッキングされたスマホを通して知らぬ間に浴室で着替えを盗撮されていたり、加賀谷と共に命の危機にまでさらされるような手に汗握るシーンも強く印象に残るが、白石本人が「とにかく限界まで振り切ってくれ」と中田監督からいわれたほどの恐怖の演技は、女優としての彼女の真価がにじんでいる。

■白石麻衣の“クールさ”“かわいさ”を堪能

 モデルとしても広く支持されている白石であるが、劇中で見せる変幻自在な彼女の姿も注目してほしいポイントだ。

 先述した結婚式の場面ではピンクの可憐なドレスを身にまとい、IT企業に勤めるOL役としてオフィスカジュアルも華麗に着こなす白石。体当たりの演技を見せた鬼気迫る場面では肌もあらわになった下着姿も披露するなど、スタイルにも定評のある彼女のクールさやかわいさを存分に堪能できる。

 年内でのグループからの卒業を示唆している白石。今後の進路も注目される今、女優として「一歩前進できた」と自ら語った本作をぜひその目で確認してほしい。(文:カネコシュウヘイ)

 映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』は公開中。

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