日向坂46・佐々木久美&加藤史帆、改名から1年「結果はすべて跳ね返ってくる」

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20200215日向坂46・佐々木久美&加藤史帆インタビュー
(左から)日向坂46・加藤史帆、佐々木久美  クランクイン!

 放送中の連続ドラマ『DASADA』(日本テレビ)で主演を務める日向坂46。グループでは一期生同士となるキャプテンの佐々木久美とメンバーの加藤史帆は、自他共に認める“仲良しコンビ”として知られる。加入当時は高校を卒業していたことから、学校を舞台にしたドラマでは「懐かしい気持ちを味わえました」と話した2人に、撮影当時や高校時代のエピソード、前身のけやき坂46から日向坂46への改名を経て1年の率直な思いを明かしてもらった。

■ドラマ撮影中は「グループ史上、一番忙しかった」

 日向坂46のメンバーが総出演する『DASADA』は、私立マロニエ女学院を舞台に描かれる青春ドラマ。かわいいと自称するも周囲からは“ダサい”呼ばわりされてしまう高校2年生の少女・佐田ゆりあ(小坂菜緒)と、ファッションデザインの才能を持つクラスメイトの篠原沙織(渡邉美穂)がふとしたきっかけからファッションブランド「DASADA」を立ち上げるエピソードを軸に、少女たちのさまざまな葛藤や、夢に奔走する姿を描いている。

――1月15日の放送開始以降、周囲からの反響はいかがでしょうか?

佐々木久美(以下、佐々木):ゆりあの親友・立花ゆりこを演じましたが、高校生役が上手くハマっていたみたいでよかった(笑)。正直、撮影したのは昨年の夏頃で、すでに23歳だったので、高校2年生の役は周りから「どうなの?」という声もあったんですよ(笑)。

年下のメンバーよりも若い役なのは自分としても不思議だったんですけど、撮影が進むにつれてお世辞かもしれないですけどスタッフさんから「イケるね!」と褒めていただけるようにもなり(笑)。教室が舞台の中心だったので、高校時代を思い出せたのも楽しかったです。

加藤史帆(以下、加藤):私が演じたのは笑うのが苦手な高校3年生の読者モデル・高頭せれなでしたが、放送後、ファンの皆さんからも「役柄がピッタリ」という声があったのでうれしかったですね。撮影中は役づくりに悩んだりもしていたけど、たくさんの方から温かい言葉をいただけたので頑張って良かったなと思えました。

初回では、齊藤京子が演じるバレー部の部長・真琴を、潮紗理菜や丹生明里と一緒に茶化すシーンがツイッターで話題になっていて。家族からも「あんたいいキャラしてるね」と言われました(笑)。

――(笑)。撮影時期が昨年の夏頃とありましたが、当時は「TOKYO IDOL FESTIVAL 2019」や「@JAM EXPO 2019」といったフェス、音楽番組への出演などで、かなり忙しかったのではないですか?

佐々木:分刻みで動いていたから、ほかのメンバーも移動中や楽屋でのちょっとした時間によく寝ていましたね。だからこそ、仕事の合間にメンバー同士で他愛ない会話をする時間に元気付けられていました。ドラマの撮影でも学校が舞台だったので、小学生のように教室で机をくっつけながらご飯を食べたりして。授業をサボるような感覚で、出番の合間に保健室で寝ていたのも懐かしいです。

加藤:たぶん、グループ史上で一番忙しかったんじゃないかな。前例がないほどだったので、当時は自分の調子を上手くコントロールするのも大変でした。毎日のスケジュールを必死にこなしていたし、ドラマの台本を確認するのも移動中や仕事の合間のわずかな時間を利用して、1日の過ごし方を工夫していた気がします。

――佐々木さん演じるゆりこは、友達思いの生徒。加藤さん演じるせれなは、誰もが憧れる生徒であるものの笑うのが苦手な読者モデルとそれぞれの個性も異なりますが、自分自身で役柄と似ているなと思ったのはどこですか?

佐々木:ゆりこは、普段は平和主義でほんわかしているように見えますが、ゆりあや富田鈴花が演じている菜々緒との時間を一番に考えていて、友達を大切にしているのはすごく共感できました。

私も彼女と一緒で、メンバーと一緒にいる時間が一番楽しいんですよ。どんなに大変なことがあってもみんなとしゃべっていれば元気がもらえるし、ドラマでもきっとその思いがにじんでいるのではないかと思います。

加藤:私は、表舞台で輝いているはずの読者モデルなのに、カメラを向けられると上手く笑えないというのが似ているなと思いました。

実は、加入当初は自分自身も撮影で上手く笑えずに、カメラを向けられると泣いてしまうほどだったんですよ。第3話では、同じようにせれなが弱さを見せる場面も切り取られていて、演じながらも彼女の切なさがひしひしと伝わってきました。

■もしクラスメイトだったら「お互いに様子を伺ってそう」

――今回のドラマは高校が舞台の中心ですが、お二人は実際にどのような高校生活を過ごしていましたか?

佐々木:私は吹奏楽部に所属していたので、土日も惜しまずとにかく部活へ打ち込んでいましたね。本当、青春そのものみたいな感じで。練習が終わってから部員のみんなと一緒にワイワイ話しながら帰る時間が楽しくて、高校3年生になって部活を引退してからは大学受験を控えていたので、ひたすら受験勉強に励んでいました。

加藤:ドラマ内のせれなみたいにカースト上位のような立場ではなかったかな。クラス内では、ごくごく普通の平和な位置にいた気がします(笑)。久美のように部活へ入っていなかったので、放課後はアルバイトをしていましたね。友達と毎日のようにふざけ合ったり、遊園地も好きなのでクラスメイトとしょっちゅう遊びに行ったりしてました。

――冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)などでも仲の良さがにじむお二人ですが、もし一緒の高校に通っていたら仲良くなれていたと思いますか?

加藤:今の関係性からいえば仲良くなれるとは思うけど、どうなんでしょうね。

佐々木:お互いに存在は知っているけど、様子を伺ってそう(笑)。

加藤:(笑)。久美はパッと見ると真面目そうじゃないですか。教室の中だと、面白そうなことを投げかけても響かないお姉さんのようにも見えるので、お互いに関わってないかもしれない。

佐々木:反対に、史帆は美人でクールなイメージがあると思うんですよね。存在は知っているものの、シュッとしているから話しかけられないオーラもありそうで(笑)。クラスが一緒になったら仲良くなれるチャンスはありそうだけど、同級生というだけでは交わらないかもしれないです。

加藤:実際の高校生活では私はアルバイト組で、久美は部活へ打ち込んでいる組だったわけだし、生活パターンも違うからクラスが一緒でも話が合わなかったかもしれないね。だから、今は“奇跡の出会い”ってことにしておきます(笑)。

■復帰した濱岸ひよりに「また一緒に頑張ろうね」って

 ドラマ出演をはじめ、2月19日には4thシングル「ソンナコトナイヨ」を発売。3月からの全国5都市をめぐる「日向坂46 春の全国アリーナツアー2020」を経て、年末にはグループ史上最大規模の2日間にわたる東京ドーム公演「ひなくり2020」も控える日向坂46。今年初めには、昨年6月から活動休止をしていた濱岸ひよりが、約半年ぶりに復帰するという吉報も届いた。

――ドラマの主題歌でもある4thシングルのカップリング曲「青春の馬」のミュージックビデオなどをきっかけに、濱岸さんの復帰も話題を集めましたが、メンバーとして率直に何を思いましたか?

佐々木:3rdシングル「こんなに好きになっちゃっていいの?」(2019年10月発売)も挟み、戻ってきてくれたのはすごく安心しました。最新曲ではポジションが隣なので、振り入れで久々に会ったときは「また一緒に頑張ろうね」と話しましたね。とはいえ、たがいの距離が空いていたかといえば、活動休止中も連絡を取り合っていたし、たまたま街中でバッタリ会うこともあったんですよ。だから、以前と変わらずおちゃらけたテンションで気軽に「よろしく!」と言い合えるままだったので良かったです。

加藤:一時期でも、誰かがグループを離れるのはやっぱり寂しいんです。だから私だけではなく、ほかのメンバーも半年間ずっと待ち続けていたのでうれしかったですね。再会したときはちょっとだけ、根っからの人見知りに戻ってしまっていたみたいですけど。撮影現場などで少しずつ、以前のような感覚が戻ってきました。

■改名から1年「結果はすべて跳ね返ってくる」

 欅坂46のアンダーグループとして誕生したけやき坂46は、昨年2月に日向坂46へ改名。同年3月発売の1stシングル「キュン」から3rdシングル「こんなに好きになっちゃっていいの?」まで、オリコン週間シングルランキングの初週売上げで3作連続の40万枚超えを達成するなど、グループとしての勢いをさらに加速させている。

――改名からちょうど1年。ひらがなけやき(けやき坂46の通称)の時代と比べて活動へ対する姿勢や取り組み方はどう変わりましたか?

加藤:けやき坂46の時代は欅坂46の先輩たちが目の前にいたので、どこか甘えていた気もします。でも、日向坂46になってからは二期生や三期生の上村ひなのを引っ張っていかなければいけないと強く思うようになり、自分たちがグループを成長させていかなければいけないという気持ちも芽生えましたね。自分の中では、責任感や貢献したいという気持ちがいっそう強くなりました。

佐々木:改名するまでは、欅坂46さんと一緒にシングルをリリースしたり、握手会に参加したりしていたのでどこか受け身のままで「欅坂46の皆さんと一緒に活動させていただいている」という気持ちも強かった気がします。ただ、1つのグループとして独り立ちした以上、結果はすべて自分たちに跳ね返ってくるし、メンバーやグループを守る覚悟にも似た思いがこの1年間で生まれました。

 乃木坂46・欅坂46に続く坂道グループとして“ハッピーオーラ”を合言葉に活躍を続ける彼女たち。改名を機にした思いを胸に、今年はよりたくさんの人たちへ笑顔を届けていくことだろう。(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:曽我美芽)

 ドラマ『DASADA』は、日本テレビにて毎週水曜24時59分から放送中。Huluにて先行配信。

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