橋本環奈&若月佑美、壮絶な世界観だからこそ深まった“一体感”

映画
『シグナル100』橋本環奈&若月佑美インタビュー
橋本環奈&若月佑美、『シグナル100』インタビューに登場  クランクイン!

 ドラマ『今日から俺は!!』でスケバン役で共演して以来、2人で遊びに出かけるほど仲が良いという橋本環奈と若月佑美が、再びそろって出演することでも話題の映画『シグナル100』。壮絶なデスゲームに巻き込まれる高校生たちを描いた本作で、プライベートを彷彿とさせる親友役を演じた二人が、撮影現場の裏側を語ってくれた。

 突如として自殺暗示催眠をかけられた36人の高校生たちが、「涙を流す」「電話をかける」といった自殺催眠発動のシグナルによって次々と自殺に追い込まれる、デスゲームを描いた本作。橋本はバドミントン部に所属する樫村怜奈、若月は同じくバドミントン部の小泉はるかとして、“クラスメートであり親友”として登場する。

◆プライベートとリンク!? ほぼアドリブのシーンも

 インタビュー部屋に入ってくるときも、笑顔で雑談を交わしていた橋本と若月。気心知れた間柄である二人は、今回の親友という役どころに「やりやすかった」と声をそろえる。「仲良く登下校しているシーンは、ほぼアドリブです。私たちが話しているのをただ撮影しているだけ。それから、催眠がかけられる前の視聴覚室でのシーンもわか(若月)とディスカッションしながら作り上げました。そのシーンでは『卒業旅行、どこに行く?』という会話をしているのですが、今もプライベートで2人で海外旅行に行こうという話をしているところなので、劇中と一緒」と橋本は笑う。

◆和気あいあいとした雰囲気の中、すっぴんで動画撮影も

 楽しそうな現場の雰囲気が伝わってくるが、何もそれは橋本と若月に限ったことではない。いわゆる“学園もの”の本作は、必然的に同世代の役者が多く集まったこともあり、作品の世界観とは真逆に、現場全体を通して和気あいあいとした雰囲気だったという。橋本が「泊まり込みでの撮影だったので、みんなと一緒に過ごす時間も長かったのでみんな仲良くなって、だけどお芝居に関してはメリハリがあるからすごく居心地良かった」と振り返ると、若月も「年齢も同じくらいで、役者としての目標も近い部分がある人たちが集まっているから、楽屋でもたくさん話しました」と同意。橋本からは、「みんなでメイクをとった後にすっぴんで、“全力マルモリダンス”の動画を撮ったこともあります」というエピソードも聞かれた。

◆この映画だからこそ生まれた“一体感”

 一方で、若月は「一人ひとりが壮絶な終わりを迎えるから、それが関係性を深める上で良かったということもある」と本作ならではの状況によって絆が深まったとも。「みんなに(役者としての)見せ場があるんです。だから、今日が山場という子がいれば、みんなで応援していました。そういう一体感はこの映画だからこそ生まれたものだと思います」。

 いい空気が流れる撮影現場とは裏腹に、劇中では衝撃的ともいえるデスゲームが繰り広げられる。もともと橋本は本作の原作漫画を読んでいたそうで、「実は、こういう話も大好きなんです」とにっこり。「日常では、デスゲームに参加させられるようなことは絶対にないですが、だからこそ、漫画を読みながら非日常的なそれを体験している感覚が味わえるんです」。

◆「狂気的なシーンだけじゃないことを伝えたい」

 そんな橋本に対し、若月は「デスゲームのような内容は苦手で、自分からは見られないんです」と正反対。2人でお化け屋敷に入っても、橋本がどんどん進んで行くのに対し、若月は橋本を頼りに怖々と進むタイプなのだという。だからこそ、若月は「(本作内で自殺催眠を発動させる)シグナルは、日常的な行動ばかりです。でも、その日常的な小さな行為が、もしかしたら誰かの死、自分の死につながることなのかもしれない。それがいいのか悪いのか判断せずにぼんやり生きるのではなくて、意識して考えて行動していかないといけないんじゃないかってことを教えてくれるのが、シグナルなのかもしれない」と別の視点で本作の魅力を分析する。橋本も「同世代の人はこういった壮絶なお話はあまり得意じゃない。でも、そういう人にこそ観て欲しい。狂気的なシーンだけじゃないということをこの作品で伝えたい」と本作に込めた思いを改めて語ってくれた。(取材・文:嶋田真己 写真:高野広美)

 映画『シグナル100』は公開中。

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