デイジー・リドリー、『スター・ウォーズ』後への“懸念の声”には「全く気になりません」

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【独占】『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』デイジー・リドリー、インタビュー
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』デイジー・リドリー、インタビューカット(撮影:堤博之)  クランクイン!

 映画『スター・ウォーズ』続3部作の完結編となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(エピソード9)で主人公・レイ役を務めた女優のデイジー・リドリー。「もうやり残したことはない」とすがすがしい表情で語るデイジーにとって、本シリーズとは、いったいどんな存在だったのか?

 本作は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(エピソード7)、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(エピソード8)に続く、続3部作の完結編。スカイウォーカー家を中心に、光と闇のフォースをめぐる戦いを壮大なスケールで描く。3部作全てにヒロイン・レイとして出演を果たしたデイジーは、「決して『最後のジェダイ』で不完全燃焼だったわけではありませんが、本作が私たちの予想をはるかに上回る大きな作品だったので、持てる全ての力を出し切りました」とハードな撮影を振り返る。

 「前2作では、さまざまキャラクターや出来事と遭遇しながら、“外側”からの力によってレイは動かされていたところがありましたが、今回は、自分が何者であるかを知るために、自分が何を求めているかを見極めるために、あるいは自分がより前に進むために、“自発的”に動いているところが大きな違い。その道のりは、エモーショナルで、とても強烈なもの」と本作の核心に迫る。

 さらに、「肉体的にも精神的にも限界へのチャレンジでした」と述懐するデイジー。「アクションは危険が伴うので、私にとって“クレイジー”なシーンはスタントダブルがプロフェッショナルに演じてくれましたが、それでもハードな動きが随所に盛り込まれ、本当に過酷な現場でした。レイの心の動きに関しても、物語の大きなうねりの中、悲しみ、怒り、喜び、幸福感など、全ての感情を表現したので、撮影が終わったあとは、正直、精根尽き果てていましたね(笑)。だからもう充足感でいっぱい。やり残したことは一切ありません」と表情は晴れやかだ。

 「やり切った」は確かに本音なのだろう。だがそれは、レイ役として脚光を浴び、“デイジー・リドリー”という名を世界中に広めてくれた『スター・ウォーズ』シリーズが、彼女の前から姿を消すということにもつながっていく。今後、その大きな屋台骨が無くなることに不安や寂しさはないのだろうか? これに対してデイジーは、「正直、ビター・スイートな気持ちね」と複雑な心境を吐露した。

 「ここ5〜6年というもの、トレーニング、撮影、プロモーションなど、『スター・ウォーズ』に合わせてスケジューリングしてきたので、それがなくなると考えただけでも奇妙な感じがしますね。本作も含め3部作全てが大好きだし、J・J・エイブラムス監督や共演者たちと会えなくなるのは本当にさみしい。でも、この壮大なシリーズの一部になれたことを誇りに思うし、観てくださった方が作品を愛してくだされば、何よりも本望」とスター・ウォーズ愛を爆発させる。

 今後、デイジーがレイ役のイメージを引きずることを懸念する声も聞かれるが、「確かに、レイというキャラクターのイメージは、ずっと残っていくものだと思いますが、私は彼女が大好きだから全く気になりません」とキッパリ。「そもそも、私自身がこのキャラクターや物語を素晴らしいと思わなければ、参加に意欲を示さなかったし、こういった経験もできなかったはず。全てを終えた今、監督やスタッフ、共演者と共に“いい作品を作った”という自負もありますし、以前はなかった私自身の“プラットフォーム”ができたことにも心から感謝しています」と笑顔で締めくくった。(取材・文:坂田正樹)

 映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は12月20日より日米同時公開。

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