『スター・ウォーズ』J・J・エイブラムス監督、意味深発言「いい物語には必ず謎がある」

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『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』J・J・エイブラムス監督インタビュー
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 1977年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』からスタートしたスカイウォーカー家の壮大なるストーリーも、本日より日米同時公開となる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で終焉(しゅうえん)を迎える。42年に及ぶ物語の最後を紡ぐのは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でもメガホンをとったJ・J・エイブラムス監督だ。

 『スター・ウォーズ』の新たな3部作としてスタートした『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。そこで起用されたエイブラムス監督は、次作の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では製作総指揮という立ち位置で作品に参加。そして本作でまた監督に復帰した。再度メガホンをとることに「興奮、恐怖、また興奮」と率直な感情の流れを明かした。

 もともと『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で監督を務めることは決まっていたが、それ以降は「自分が監督を務める予定ではなかった」という。実際『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では、ライアン・ジョンソン監督がメガホンをとり、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』でも、当初は別の人物の名前が挙がっていた。そんな中、紆余曲折があり、再びエイブラムス監督に白羽の矢が立った。

 「『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』がうまくいったので『なんで(リスクを冒して)またやるんだ』という意見もありました。正直断ることもできたのですが、長く続くスカイウォーカー家の最後を飾る作品に監督として携わることができるというのは、とてもエキサイティングだし、もしやらなかったら後悔すると思ったんです。他人のやることを批判することは簡単。もちろん怖い部分もあるけれど、逆に言えば怖いからやるんです。それが僕の人生なんです」。

 『フォースの覚醒』以降、監督業から離れていたことをマイナスと考える意見もあるが、エイブラムス監督自身は、とてもポジティブに考えている。「ジョンソン監督でなければ考えつかなかったようなアイデアが『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』にはちりばめられていた。僕がそのまま監督を務めていたら、あんなストーリーは生まれなかった。今作を考える上で、すごく大きなことでした」と、一度監督業から離れて外から作品を観たことは大きなプラスになったようだ。

 『スター・ウォーズ』という作品の魅力については「レガシーが続いていること」と即答したエイブラムス監督。その真意を問うと「登場人物は全員、必死に何かをしようとしている。だからこそ、大いなる可能性を秘めているし、希望がある。この作品はどんな状況に置かれても、決して諦めない心をもたらしてくれるんです」と説明してくれた。

 全9篇に及んだ壮大なサーガの最終話でもある本作。スカイウォーカー家だけではなく、物語にはさまざまな“謎”がまだ残されているが、「終わりに位置する作品なので、いろいろなことが解決されていると思います」と期待をあおりつつも「僕は、いい物語には必ず謎があると思うんです」と思わせぶりな発言も。

 原題は「Star Wars: The Rise of Skywalker」。タイトルについて問うと「残念ながら、このタイトルの意味は作品を観なければ分からないと思います。でも、僕らは映画を観たとき、このタイトルはピッタリだなと思った。ぜひ皆さんも、作品を観て判断してほしい」とファンに呼び掛けていた。(取材・文・写真:磯部正和)

 映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は公開中。

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