ぴあフィルムフェスティバル「大島渚賞」を新設 審査委員長は坂本龍一

映画
【オフィシャル】「大島渚賞」創設記者会見
ぴあフィルムフェスティバル「大島渚賞」を新設

 自主映画の祭典「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」を運営する一般社団法人PFFは、日本の若手映画監督を顕彰する新たな映画賞「大島渚賞」の創設を発表した。

 映画の未来を拓き、世界へ羽ばたこうとする若くて新しい才能に対して贈られる賞で、選考対象は日本で活躍する劇場公開作3本程度の映画監督。原則として前年に発表した作品のある監督とされている。映画の新しい才能を<発見>する「PFFアワード」や、その才能を<育成>する「PFFスカラシップ」に続き、その才能をさらに世界へ<飛躍>させるための賞と位置づけられている。

 今年で7回忌を迎える故大島渚監督は、PFFの審査員も務め、映画界の新しい才能の発掘に熱心に取り組んでいた。同賞の創設は、妻で女優の小山明子が3年ほど前に提案したのがきっかけという。

 12月4日開かれた記者会見で小山は「大島は才能あふれる若い人のことが大好きでした。PFFで審査員にいくと夜中まで帰ってこない。わたしなんかめんどうなので『そんなのやらなきゃいいじゃない』というんですけど、大島は意に介さない。それぐらい若い才能に出会って、刺激をもらうのが大好きで、家に帰ってくると、その話をよくしてくれました」と振り返った。その上で「今度、このような賞が生まれて、きっと大島も喜んでいると思います。この賞から世界へ羽ばたく人が出てくれたら、私もうれしいし、大島もさぞかし喜んでくれると思います」と述べた。

 審査員長は音楽家の坂本龍一。審査員を映画監督の黒沢清と新木啓子PFFディレクターが務める。審査方法は、毎年、国内外の日本映画に造詣の深い映画祭ディレクターやプログラマー、映画ジャーナリストなどからの推薦により候補5監督を選出。その中から審査員が授賞者1名を決定する。第1回受賞者は2020年2月発表を予定。授賞式は3月19日、東京都内で行われる。

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