小柳ゆき、圧倒的歌唱力の秘訣を語る

エンタメ
20191127小柳ゆきインタビュー
小柳ゆき  クランクイン!

 1999年、『あなたのキスを数えましょう ~You were mine~』で鮮烈なデビューを果たした小柳ゆき。20年目を迎えた今年は、4月に『billboard classics festival 2019 in 薬師寺』に参加、9月には『YUKI KOYANAGI 20th Anniversary Live“DON$YOKU”』を行うなど、精力的に活動してきた。そして12月23日(月)には世界的指揮者の西本智実とタッグを組む特別公演『小柳ゆき×西本智実 Premium Christmas Concert 2019』を開催する。来年は、「オリジナルアルバムを出します!」と笑顔で前を向く小柳に話を聞いた。

 フルオーケストラでのコンサートは、昨年に続いての開催。今年は薬師寺でのフェスティバルでも顔を合わせた西本とともに贈る。

「昨年のフルオーケストラコンサートでは、栗田博文さんとご一緒して、とてもダイナミックで面白いコンサートをさせていただきました。その際、ポップスとフルオーケストラの融合の面白みを強く感じました。西本さんはクールでありながら情熱的な方。今回のコンサートを西本さんがどう調理してくれるのか、どんな新しいものが生まれるのか、とても楽しみにしています」と目を輝かせる。

 特別公演では『あなたのキスを数えましょう』『remain~心の鍵~』をはじめ、人気の高い小柳自身の歌はもちろんのこと、国内外の名曲カヴァーや映画音楽、クリスマスならではの『have yourself a merry little christmas』といった楽曲が披露される予定だ。

 「クラシックの楽団の方とご一緒すると、リズムの取り方や感じ方から全然違うので、難しいですね。でもそこが新たな表現にもつながると思うので、楽しさでもあります」と話す小柳。10代でのデビューから30代後半となり、圧倒的な歌声はそのままに艶やかさも加わっているが、声を保つために一番重要なのは、「気にし過ぎないこと」と明かす。

 「年々、歌声というのは変わりますし、すごくナーバスになっていた時期もありました。常にマスクをつけたり、のどにいいと聞いたものを色々と試したり。でもそうして気にし過ぎることが、のどに変な圧をかけてしまうというか。追い込んでしまうようで。いくら保湿しても、緊張で喉の筋肉が固まって動かなくなってしまう。あぁ、こういうのは自分には合っていないなと。色々やった結果、自分にとっては心を解放することが一番なんだと分かりました」。

 特別公演で歌う『あなたのキスを数えましょう』も、今の小柳だからこその魅力を携えている。「当時も、それなりに失恋したり、恋愛もして、気持ちをぶつけて歌っていましたし、そのときはそのときの歌声の良さがあると思いますが、今はまた歌の解釈が、“現在の自分だから”のものになっていると思います。歌詞のひとつひとつのフレーズを歌い過ぎず、シンプルにそぎ落とすことで、感情の波を感じ取ってもらって、よりみなさんに伝わればといったことも意識しています」。

 小柳自身、「本当に素敵な方で、同性として惚れちゃいますね」という西本と組む、今回の特別公演を楽しみにしている様子。そしてさらに、来年の活動予定を明るく口にした。

 「今年、4年ぶりのシングル『Prelude』を出しましたが、来年はオリジナルのアルバムをリリースして、ツアーもしたいと考えています。この数年の間に培ってきたもの、自分の中にあるものをしっかり出せたらと思っています。本当にお待たせしました。楽しみにしていてください。そしてまずは西本さんとのコンサートで、クラシックとポップスの融合を堪能していただけたらと思います」。(取材・文・写真:望月ふみ)

エンタメ最新記事一覧

特集

クランクイン紹介
スゴ得コンテンツ会員登録ボタン
クランクイン紹介
スゴ得コンテンツ会員登録ボタン
クランクイン紹介