『この世界の片隅に』新作、本予告解禁 のん&岩井七世のアフレコインタビュー映像も

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映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』場面カット (C)2019 こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

 2016年に公開されて以来ロングラン上映が続いているアニメーション映画『この世界の片隅に』の新作となる映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』より、本予告が解禁された。前作に引き続き、主人公すずの声を務めるのんとリン役の岩井七世のインタビューやアフレコ映像も収録されている。

 日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞や仏・アヌシー国際アニメーション映画祭優秀作品賞など国内外で70以上の賞を受賞し、2016年に公開されてから1日も途切れることなく900日以上にわたり上映が続けられている映画『この世界の片隅に』。

 本作はそんな『この世界の片隅に』に、原作の魅力的なエピソードの数々を散りばめた、たおやかな温もりに満ちた新作。すずを取り巻く人々の「さらにいくつもの人生」がより深く描かれ、すずの中にあった本当の感情、そして誰もが誰かを想い、哀しくも優しい秘密を抱えていたことが浮き彫りとなる。

 昭和19年、日本が戦争のただ中にあった頃。広島県・呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれて、新たな生活を始める。戦況が悪化し生活は困難を極めるが、すずは工夫を重ね日々の暮らしを紡いでいく。ある日、すずは迷い込んだ遊郭でリンという女性に出会う。境遇は異なるものの呉ではじめて出会った同世代のリンと心を通わせていくすず。しかし、ふとしたことをきっかけに、すずは周作とリンの過去に触れてしまう…。

 解禁された本予告は、すずと遊郭で働くリンを主軸に、登場人物たちの愛らしく切ない姿が描かれているもの。すずが描いた“あいすくりいむ”や“ハッカ糖”“わらび餅”などお菓子の絵について、リンと楽しそうに笑い合う場面や満開の桜の木を背に語り合う場面など、二人のこころの交流が展開する。

 そのほか予告映像では、前作では描かれなかった、周作を巡るすずとリンの関係性が垣間見えるシーンも。ある日、周作の部屋で“最後のページの一部が切り取られたノート”を発見したすずは、ひらがなが読めないリンが「ええお客さんが書いてくれんさった」と、リンの名前と住所が書かれた“ノートの切れ端”を嬉しそうに見せてくれたことを思い出す。白い息を吐きながら、寒空の下を曇った表情で歩くすずの姿と、「周作さん、うちは何一つリンさんに敵わん気がするよ」と話すすずの声が挿入され、周作を巡る三人の物語を喚起させる内容になっている。

 併せて解禁されたインタビュー映像では、3年ぶりにすず役を演じたのんが「時を経て、同じ役に挑むことは初めての経験だったので緊張しましたが、スタジオでは監督とリン役の岩井さんと一緒に収録することができたので、すぐにすずを思い出せた気がします。今までのすずさんと違った一面もあるので、面白かったです」と感想をコメント。同じく3年ぶりにリンを演じた岩井も「このような形でまた映画館で上映されるということで、本当に最良の形だと思いますし、台本と絵コンテが送られてきたときは、“やっとだ”という思いから涙が出ました」と感慨深い表情で語っている。

 映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は12月20日より全国公開。

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