横浜流星&飯豊まりえ、実は「芸能界の幼なじみ」 久しぶりの再会に刺激

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映画『いなくなれ、群青』横浜流星・飯豊まりえインタビュー
映画『いなくなれ、群青』で共演した飯豊まりえ、横浜流星  クランクイン!

 横浜流星と飯豊まりえが、シリーズ累計100万部を突破した河野裕の同名小説を映画化した『いなくなれ、群青』で、みずみずしい青春を体現した。映画での共演は初めてとなったが、モデル活動を通して少年少女の頃に出会っていたという彼ら。「芸能界の幼なじみ」とお互いの存在を特別なものだと打ち明ける2人が、久しぶりの再会で得た刺激を語った。

 本作は謎だらけの島、階段島に暮らす高校生の七草(横浜)が、幼なじみの真辺(飯豊)と再会したことから始まる青春ファンタジー。島の謎を解き明かそうとする真辺と、彼女に巻き込まれていく周囲の姿を描く。“久しぶりに再会した幼なじみ”という七草と真辺だが、偶然にも、横浜と飯豊も彼らとまったく同じ関係性にあったという。

 横浜は「実は飯豊さんが小学校6年生、僕が中学校1年生のときに出会っているんです」と雑誌モデルとして同じ時間を過ごしていたという。「彼女はトップモデルで、その存在感に圧倒されましたね。キラキラしていた!」と当時の飯豊の印象を語ると、飯豊は「初めて会ったとき、観覧車で撮影をしたんだよね。覚えている?」とにっこり。「その日の撮影が、女の子同士で横浜さんを取り合って、私が勝って一緒に観覧車に乗る、という設定で(笑)。横浜さんはその頃から目がくりくりしていて、まつ毛が長くて! 妖精みたいな雰囲気を持っている人だなと思っていました」と楽しそうに振り返る。

 役者として共演を果たし、「刺激を受けた」と声をそろえる。横浜は「飯豊さんが、真剣に役と向き合っている姿を見たのは初めてでしたが、そのまっすぐな姿にはすごく刺激をもらいました。毎日、一生懸命に真辺として生きていた。七草と真辺が再会する海辺のシーンを撮影したときから、“真辺が目の前にいる”と思えたんです。七草としてもとても助けられました」。飯豊も「横浜さんは、昔から芯の強さを持っていて。私は、絶大な信頼感、安心感を抱いています。真辺の持つ、七草への思いにも同じものがあると思います」と話す。

 「距離感がちょうどいい」とあうんの呼吸で会話を交わすなど、2人の間に心地のよい空気が流れる。撮影期間中は「ほかの人が気を遣って言えないようなことも、お互いに言っていこう」と話していたそうで、飯豊は「“今、猫背になっているよ”って言い合っていました。私たち、気づくと猫背になっちゃっている!」と明かし、2人で爆笑。横浜は「根本的に僕らの性格は正反対なんですが、そこも七草と真辺と同じ」、飯豊も「だからこそ話していると面白いのかもしれない。今回はとても難しい役でしたので、横浜さんとのこれまでの関係性があったことがとても救いになりました」と貴重な共演となった様子だ。

 悲観主義者の七草と、理想主義者の真辺。七草と真辺にとって、お互いは自分自身を知る上でも“なくてはならない存在”だ。横浜と飯豊にとって、“なくてはならない存在”とは?

 横浜は「父親です」と告白。「厳しく育ててくれた父親は、僕の理想の男像です。父はとても寡黙で、必要なこと意外はあまり話さない。背中で語るような人です。でもいざというときは、きちんと行動で示してくれる。僕は『烈車戦隊トッキュウジャー』でたくさんのことを学んで、お芝居の楽しさを知りました。当時はちょうど進路について決めなければいけない時期で。そのときにも父は『人生は一度きり、好きなことをやれ』と背中を押してくれました。その言葉で決意が固まったんです」と役者としての今があるのも、父親の言葉が大きいと話す。

 一方の飯豊は「私は、母の存在です」とほほ笑む。「今でも私がなにか悩んでいると、初心に戻してくれる。ライオンのお母さんみたいな感じなんです(笑)。“できない”とこぼすと、“じゃあ、やめれば”と言ったり、“這い上がってこい!”というスタンス。厳しくもあり、いつも“やりたくないならやらなくていい。すべて自分次第よ”という言葉をかけてくれて、そう言われると逆に“やってやる!”と奮起しているように思います。困ったときには必ず、レスキューのように助けてくれる存在です」と感謝の思いを溢れさせていた。

 横浜は父親から受け継いだ「頑固さ」、飯豊は「周囲の人を大事にする心」を大切に胸に抱き、まい進しているそう。青春期の輝きを描いた本作で、彼らの魅力を大いに感じてほしい。(取材・文・成田おり枝 写真:高山広美)

 映画『いなくなれ、群青』は9月6日より公開。

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