伊原六花 高校卒業後、大躍進の1年に「運が強いんです」

映画
20190616『明治東亰恋伽』に主演する伊原六花にインタビュー
映画『明治東亰恋伽』に主演する伊原六花  クランクイン!

 バブリーダンスで一世を風靡(ふうび)した大阪府立登美丘高校ダンス部の元キャプテン・伊原六花。高校卒業後は、スカウトされた芸能事務所に所属し、女優としての第一歩を踏み出すと、人気恋愛ファンタジーゲーム『明治東亰恋伽』をモチーフにしたドラマ&映画で初主演を務めた。怒とうのごとく過ぎ去った1年、彼女はどんなことを感じたのだろうか―。

 昨年3月に高校を卒業後、本格的に芸能活動を開始した伊原。そこからCMのイメージキャラクターや連続ドラマ出演、さらには写真集発売、ラジオ番組MC、そして前述した『明治東亰恋伽』では初主演と、活躍ぶりは目を見張るものがある。

 「まだまだ分からないことばかりで、悔しい思いをすることも多いのですが、昔から人に自慢ができるのは、恵まれた環境やすてきな人と出会える運が強いんです」と語る。実際、初ドラマ出演となった『チア☆ダン』(TBS系)では、自らの経験を活かしたダンス部員という役柄を得たことでリラックスができ、そのとき出会った同世代のメンバーには今でも心の支えになってもらっているという。

 『明治東亰恋伽』では、明治時代にタイムスリップしてしまったヒロイン・芽衣を演じ、歴史上の偉人たちとの恋愛模様をフレッシュな感性で演じ切った。「お芝居の経験がほとんどない中、初めての主演を務めることで、とにかく不安だったのですが、初日からスタッフの皆さんに支えていただき、キャストの方も面白い方ばかりで、変な気を使わずに役柄に没頭できました」と、ここでも環境に恵まれたことを強調する。

 しかし、だからこそ自分には厳しくなる。「恵まれた環境でお仕事をさせていただいているからこそ、結果が残せなかったときに悔しい気持ちが強くなるんです。やっぱり期待以上のものを返したいじゃないですか」と強い視線で語る。一方で、結果が出ず落ち込んでしまっても、最終的にはプラスの感情にたどり着くというのだ。「私は周りの人に支えていただけるからこそ、今のお仕事ができていると心の底から思うんです。そういう人たちと一緒にいられるというのは…やっぱりうれしいです」。

 伊原が高校3年生のとき、登美丘高校ダンス部のキャプテンを務め、日本高校ダンス部選手権3連覇を目指していた。結果は惜しくも準優勝となり、大会終了後のインタビューでは、目から大粒の涙がとめどなく流れていたが、伊原は「登美丘らしいダンスができたのでうれしかった」とコメント。どんな出来事でもプラスに持っていける思考は、伊原の大きな武器なのかもしれない。

 「人と環境に恵まれてやってこられた1年」と振り返った伊原。6月3日の放送回から連続テレビ小説『なつぞら』に、広瀬すず演じるヒロイン・なつが務めるアニメ会社「東洋動画」の先輩社員“モモッチ”こと森田桃代役で登場。「私、結構エゴサーチをするんです」とはにかむと「やっぱりすごい反響で、朝ドラって国民的ドラマなんだなと改めて感じました。どんなお仕事でも丁寧に取り組んでいますが、朝ドラへの出演は大きな分岐点、変化につながる感じがします」としみじみ語る。

 SNSでは、さまざまな意見が飛び交うが「私は褒められて伸びるタイプなので、うれしいコメントなどを見ると、素直に頑張ろうって思えます。逆に、自分では気づけなかった部分を指摘していただいたりすると『なるほど』と思うこともたくさんあります」と前向きに捉えている。

 「声をかけていただけるお仕事は、一つ一つ大切に取り組んで、結果を残したいです」と目を輝かせて語った伊原。今は自らの夢と話していたミュージカル女優を目指すべく、ダンスやボイストレーニングにも抜かりはない。「もしもお話をいただいたとき、『今から準備します』ではなく『今すぐにできます』と言えるようにしておきたい」と、これからも高い意識で女優業にまい進していくことを誓っていた。(取材・文:磯部正和 写真:高野広美)

 映画『明治東亰恋伽』は6月21日より公開。

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