乃木坂46・山下美月「怖い」「嫌い」は褒め言葉 大胆シーンにも挑む“悪女”

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『電影少女 ‐VIDEO GIRL MAI 2019‐』に主演する山下美月
『電影少女 ‐VIDEO GIRL MAI 2019‐』に主演する山下美月  クランクイン!

 現在放送中のドラマ『電影少女 ‐VIDEO GIRL MAI 2019‐』(テレビ東京/毎週木曜25時)。主演を務めるのは、悪のビデオガール・神尾マイに扮する乃木坂46の3期生・山下美月だ。彼女にとっては連続ドラマ初主演作となる。男性を翻弄するかのような“悪女”ぶりには第1話からさまざまな反響が寄せられているが、演じる上ではどのような思いを抱いているのだろうか―。

 本作は桂正和の代表作『電影少女』を原作に、2018年に元・乃木坂46の西野七瀬主演で実写化された連続ドラマの新シリーズ。ビデオを再生した主人の望みを叶えるべく、その命令に忠実に従うマイ(山下)と、彼女によって道を踏み外していく叶野健人(萩原利久)の姿を描いていく。

 出演が決まり、「人間ではない役柄に、どう演じるべきかと不安もあった」という山下。一方で、憧れの先輩でもあった西野からバトンを受け継いだことへの特別な思いも打ち明ける。

 「私にとっては偉大な先輩すぎるのもあり、やっぱり『西野さんから受け継いでいいものか』というプレッシャーもありました。ただ、今の現場には前作のスタッフさんもたくさんいて。西野さんの卒業ライブ(2月24日・京セラドーム大阪)でお会いしたときには『楽しい現場だよ』と教えてもらいました」。

 役づくりでは「アイドルとしての自分の殻をどう破るか」を意識したという山下。1月期には乃木坂46主演のドラマ『ザンビ』でいじめっ子を演じ、今回も“悪女”という、ともすれば評価が二分されそうな役柄を手にしたが、自身としては「嫌われるのはむしろ褒め言葉」と笑顔で話す。

 「お芝居で『怖い』とか『嫌い』と評価されるのは、けっして悪いことではないと思うんです。アイドルとしての自分を見て『性格悪そう』と言われたら、素直に落ち込んでしまうけど…(笑)。演技を見ていわれるのはむしろ光栄だし、自分自身もそのつもりで取り組んでいます。この先を考えると『あの子、電影少女で怖い役を演じていた子だよね』と言われたいですね」。

 女優として「撮影を重ねるにつれて、演じることの楽しさも、より増えてきた」と手応えを示す山下。一方で、ソロの仕事を通して「歴史のあるグループの名前に傷を付けたくない」と乃木坂46を背負う気持ちも明かす。

 「先輩方が相次いで卒業されている現状はやっぱり寂しいし、後輩である4期生のみんなが活動し始めたりと、少しずつ変化していくのを感じています。ただ、自分なりには乃木坂ならではの空気感や、先輩方の背中を見て学んだことを次の世代へと伝えたい気持ちもあるんです。私たちの“坂”を昇り続けるために、迷いながらもメンバの一人として力になりたいとずっと思っていて。今作を通して乃木坂46を知らない人たちにも何か響くものがあればいいし、グループ卒業後も舞台などで活躍されている若月佑美さんのように、後輩にも『追いつきたい』と思ってもらえるような先輩として成長していきたいです」。

 作品の見どころについて「賛否両論が生まれるような、いい意味での『問題作』になるかもしれない」と話した山下。ときにはアイドルとはかけ離れた大胆なシーンも目立つ本作であるが、女優としての進化もみせる彼女の“今”を存分に味わってもらいたい。(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:高橋ゆり)

 ドラマ『電影少女 ‐VIDEO GIRL MAI 2019‐』はテレビ東京にて、毎週木曜25時より放送中。

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