指原莉乃、アイドル生活11年半の功績を振り返る

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28日・横浜スタジアムで行われるコンサートでAKB48グループを卒業する指原莉乃  クランクイン!

 今日28日に開催される横浜スタジアム公演をもって、AKB48グループを卒業する指原莉乃。“戦国時代”と言われた時期から現在に至るまでのアイドルシーンを俯瞰しても、とりわけ強い存在感を放っている。逆境をはねのけ、ときには裏方としても手腕を発揮してきた才能溢れる指原の大きな節目を目前に控え、改めてその功績を振り返っていきたい。

■異例! 他陣営アイドルのファン公言にヲタも好感

 彼女のルーツとなったのは、平成のアイドルシーンを代表する勢力の一つであるハロー!プロジェクトだった。彼女が芸能界入りする前から、掲示板サイトで同じハロプロを愛するファンと“レスバトル”に興じていたのは有名な逸話の一つ。

 それまで現役アイドルが他陣営への憧れを口にすることは稀(まれ)だったが、指原は自身がアイドルになってからも、モーニング娘。6期メンバーであった亀井絵里、2015年3月に無期限活動停止となったBerryz工房の熊井友理奈、2017年6月に解散した℃-uteの萩原舞、近年は現役モー娘。メンバーの佐藤優樹への思いをガチで語るなど、ハロプロファンからも一目置かれる“オタクキャラ”が注目されるようになった。

 指原本人は、2007年10月にAKB48の第5期研究生オーディションに合格。2008年に正規メンバーへ昇格して以降、グループ内では、何をしてもダメな“ヘタレ”キャラを確立し愛される存在に。2012年には、雑誌『週刊文春』でスキャンダルが報じられ集中砲火を浴びる憂き目にも遭ったが、その時期から彼女の芯の強さが頭角を現し始めた。

■“現役アイドル”がアイドルをプロデュース

 自らステージへ立つ一方、2012年6月には「指原莉乃プロデュース『第一回ゆび祭り〜アイドル臨時総会〜』を開催。AKB派生ユニット・渡り廊下走り隊7、AKB公認ライバルとしてデビューしてまもない乃木坂46ほか、ハロプロからBuono!、スターダストプロモーションのももいろクローバーZ、エイベックスのSUPER☆GiRLSや東京女子流など、他陣営を含む総勢10組のアイドルを日本武道館に一堂に集めた1日限りのライブを、総合プロデューサーという立場から成功へと導いた。

 そして、もう一つの転機となったのが同時期の人事異動だった。スキャンダルをきっかけにプロデューサーの秋元康氏からHKT48への移籍を命じられた彼女。翌2013年4月には、現役メンバーとしては異例となる“劇場支配人”との兼任が発表され、裏方としてもグループの舵取りを任されることになった。HKTのツアーではセットリストや演出も担当。自らがアイドルファンだった経験から、「ファンがどうしたら楽しめるか」というリアルな目線が生かされることなる。

■ファン目線で発揮されたプロデュース力

 指原本人がAKB48選抜総選挙3連覇という快挙を達成する一方で、アイドルプロデューサーとしての地位も確立してくる。現在は、代々木アニメーション学院とのコラボレーションによる声優アイドルユニット・=LOVE(イコールラブ)や、その妹分である≠ME(ノットイコールミー)、さらにオーディション番組『ラストアイドル』から誕生した同名のアイドルグループのプロデュースにも携わっている。

 また、指原は卒業コンサートを直前に控えた25日にツイッターでライブグッズについて言及。「今回のグッズはAKB管理ではなく太田プロ管理ちゃんなのでわたしの目がしっかり行き届いております。かわいいしオタク感ちょうどいいしちゃんとしてます」とグッズを紹介。細部まで運営だけに任せない徹底したプロデュース力を発揮している。

 テレビではバラエティ番組でMCを務め、お茶の間ではもはやタレントの印象が強い指原。これほどまでにいろいろな肩書きを持ったアイドルは振り返ってみても思いつかない。平成最後ギリギリに11年間半にわたるアイドル生活にピリオドが打つが、今後もシーンを盛り上げる立役者として、後輩たちそして、アイドル界を支えてほしいと願うところだ。(文/カネコシュウヘイ)

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