フリーダイビング金メダリスト・福田朋夏、『キャプテン・マーベル』で描かれる“諦めずに立ち向かう心”に共感

映画
【二次使用NG】『キャプテン・マーベル』福田朋夏
『キャプテン・マーベル』を鑑賞した「福田朋夏」にインタビュー  クランクイン!

 世界を股にかけて活躍中のフリーダイバー、福田朋夏。スキューバタンクを背負わず、呼吸するための機材も使わずに、素潜り状態で海に深く潜る過酷なスポーツに、強靭な精神力で挑み、何度も壁を乗り越えてきたという彼女は、キャプテン・マーベルを彷彿とさせる。女性ヒーローとして葛藤を抱える主人公に共感するという福田が、映画『キャプテン・マーベル』の魅力を語ってくれた。

 3月15日から公開される『キャプテン・マーベル』は、新時代を象徴する女性ヒーロー伝説の物語。オスカー女優ブリー・ラーソン演じる主人公キャロル・ダンバース(のちのキャプテン・マーベル)は記憶を失っているが、彼女の記憶には恐るべき戦いの引き金となる“秘密”が隠されていた。正体不明の敵に狙われた彼女が、最後につかむ“衝撃の真実”とは…? 禁断の記憶をめぐるサスペンスフル・アクションが幕を開ける!

――映画『キャプテン・マーベル』をご覧いただいた率直な感想を教えてください。

 ものすごく強くて、ちょっとビックリしました(笑)。今まで登場したマーベルヒーローの中で最強じゃないかと思うくらい! でも、彼女は強くてカッコいいだけじゃなく、チャーミングなところや女性らしいところもあって、そういうところに魅力を感じました。

――作中、一番心に残っているシーンを教えてください。

 主人公キャロルが親友のマリア(ラシャーナ・リンチ)と再会するシーンですね。自分と親友との関係を思い出してちょっとウルッとしました。私がフリーダイビングの競技をやる前からの友達で、会った瞬間に気持ちが通じる感覚を思い出しました。

――本作は、マーベル史上初の女性が主人公のヒーロー映画ですが、キャプテン・マーベルのような強い女性に憧れる気持ちや共感する部分はありましたか?

 やっぱり私も強い女性になりたいという気持ちはすごくあるので、憧れますね。『キャプテン・マーベル』でも過去に失敗した経験が描かれていましたが、何度大変な目に遭っても諦めずに立ち向かう主人公の姿にすごく共感しました。私が考える強い女性とは、体力的にとかではなく、目標に向かって精神的に貫くことができる女性です。
 
 フリーダイビングは、「自分をどれだけ信頼しているか」を試される競技なんです。自分の弱さを意識してしまったら絶対に潜れなくなってしまいます。実際、水の中に入るのが怖くなることもありました。気絶したりすることもあるので、その後は「また潜ったら気絶しちゃうかもしれない」というトラウマになったりもします。でも、1メートル深く、2メートル深くと少しずつ目標を決めて「私なら絶対できる!」と信じて潜ります。弱さや不安を乗り越えるのが楽しいんです(笑)。もしかしたら、キャロルも不安に満ちた記憶を巡る冒険を楽しんでいたのかもしれないですね。

――キャプテン・マーベルのように、“更なる高みを目指す”ために努力していることはありますか?

 自分の弱い部分と向き合うのはつらいことなんですが、あえてそこを見直して、目標に向かって、弱い部分を徹底的にトレーニングするようにしています。自分の弱点と向き合わないと強くなれないので。キャロルは絶対弱音を吐かないですよね。黙々と鍛錬するシーンも私自身の日々のトレーニングと重なりました。記録に挑戦していく上で孤独や不安は常にありますが、周りの人の優しさや応援が心に響いて頑張ることができます。何度も壁にぶち当たって、その度にトレーニングをして、「まだまだできる、まだまだできる!」と思いながらやっています。

――キャプテン・マーベルの姿と重なりますね。

 本当にとても共感するところが多いキャラクターだったんです! しかも、彼女のスーツって、ウェットスーツみたいですし(笑)。私も、いつもこういうのを着ているなぁと思いながら観ていました!

――本作を誰かにオススメするとしたら、どんな人にオススメしたいか教えてください。

 女友達同士で観に行きたい映画です。今は女の子が強い時代だけど、それに乗っている映画ですよね。爽快感もあって元気になれるし、もっと頑張ろうと思えるし。何回でも観たい作品です!

(取材・文:清水久美子/撮影:高野広美)

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