今田美桜、女優を夢見て福岡から上京3年目「今は充実感でいっぱい」

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『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』に出演中の今田美桜
『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』に出演中の今田美桜  クランクイン!

 俳優の菅田将暉が主演を務める連続ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)で、何事にも動じない勝気な女子高生・諏訪唯月(すわ・ゆづき)を熱演している女優の今田美桜。第5話では、菅田が演じる教師・柊一颯(ひいらぎ・いぶき)と本気でぶつかり合い、胸の内をぶちまけながら泣き叫ぶシーンが話題となった。肝のすわった“攻め”の演技で物語に命を吹き込む今田が、自身の原点でもある故郷・福岡への愛をにじませながら、女優としての覚悟を語った。

 今田が演じる唯月は、読者モデルとしてクラスで一目置かれる女王様的存在。役づくりにおいて特に外見にこだわったという今田は、「目つきと声のトーンは意識しましたね。髪型も、前髪を下ろした方がいいか、かき上げる感じがいいか、それともポニーテールがいいか、かなり迷いましたが、気が強くて動じない性格をより強調するために、顔をしっかり出そうということで、あの髪型に落ち着きました」と経緯を語る。視聴者から「怖い」「近づき難い」という感想が多く届いているが、これに対して今田は、「そう思っていただけたのなら、とてもうれしい。私の意図していたことが伝わった証拠だから」とニッコリ。

 ただ、唯月というキャラクターに「共通点をなかなか見出せていない」という今田は、第5話で本心を見せるまでずっと胸が苦しかったという。「唯月は心の底で、自分のやってきたことを間違っていると思っていたのに、ブッキー(柊の愛称)に“お前の過去は間違っていない、恥をかかずに強くなれると思うな!”と言われ、初めて動揺します。でも、私的にはようやく本心を見せることができて、実はホッとしたんです」と本音を吐露。さらに今田は、「菅田さんは常に本気でぶつかってくるので、それに負けちゃいけないといつも必死です。ブッキーが吐く1つ1つの言葉がリアルに胸に突き刺さって…クールな表情をしていますが、毎回、泣きそうな気持ちをグッとこらえているんですよ」と胸の内を明かした。   

 視聴者から「唯月は怖い」と評されることを女優冥利(みょうり)と捉える今田。リスクを怖れぬチャレンジングな演技には驚かされるばかりだが、お気に入りの映画に『愚行録』(2017)を挙げるなど、人間の心理を洞察する作品に「強く惹かれる」というのだから、その潔さも納得だ。「社会性やメッセージ性が強く、観ていて深く考え込んでしまうような人間ドラマが好きなんです。そういった意味では、『3年A組』はすごく手応えを感じていますね。ここまでメッセージ性の強いドラマは初めてといっても過言ではないので。今後もこういった作品にどんどん出られる役者になりたい」…この言葉からも女優としての覚悟がうかがえる。


 福岡から上京して3年目、早くもネクストブレイク女優として名乗りを上げた今田だが、彼女を支えているものは、やはり自分を育んでくれた故郷への思い。「福岡はタレントの宝庫と言われていますが、やはり、土地の力というか、狭い地域の中にいろんな才能が集まって、情報を共有しながらお互いに刺激し合い、高め合っている。そこが大きな強みかな」と郷土愛が溢れ出す。さらに、「福岡から“女優になりたい”という夢を持って上京しましたが、こちらで徐々に映画やドラマのお仕事をさせていただくようになって、改めて役と向き合うことの難しさ、そして楽しさを実感しています。ますます女優というお仕事が好きになったというか、今はもう充実感でいっぱいですね」と大きな瞳を輝かせた。

 平成最後の年に花開いた福岡生まれの可憐な花…。作品を彩るヒロインとして、スクリーンで、あるいはお茶の間で、大輪の花を咲かせる日もそう遠い話ではないだろう。(取材・文:坂田正樹 写真:高野広美)

 ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』第8話は2月24日、22時30分より日本テレビ系で放送。

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