小芝風花、『トクサツガガガ』でコメディエンヌ開花! 自身のキャラとの相性も◎

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【作品以外NG】【NHK】ドラマ10『トクサツガガガ』試写会20190109
ドラマ10『トクサツガガガ』試写会に登場した小芝風花  クランクイン!

 特撮オタクの機微をコミカルに描き、いわゆる“大きいお友達”からの絶大な支持と共感を得ているドラマ『トクサツガガガ』(NHK総合/毎週金曜22時)。本作で連続ドラマ初主演となる小芝風花は、ハツラツとした存在感と表情豊かな演技でコメディエンヌとしての新境地を切り開いている。

 小芝は「ガールズオーディション2011」にエントリーし、全国約3万5000人の中からグランプリに選ばれ芸能界入り。2012年にはドラマ『息もできない夏』で女優デビューを果たすと、2014年公開の実写映画『魔女の宅急便』では映画初出演にして主人公キキ役に大抜てきされ一躍注目を集める。さらに2016年にはNHK連続テレビ小説『あさが来た』で波瑠演じるヒロインの娘・千代を演じた。

 女優として着実にステップアップする彼女だったが、一方で誰もが認める“代表作”と呼べる作品とは縁遠かった。優等生的なキャラクターが認知されつつあった彼女にとって転機となったのが、2017年放送のドラマ『マッサージ探偵ジョー』への出演だ。本作でKAT-TUNの中丸雄一演じる主人公を、強引に事件に書き込むマッサージ店従業員役に扮した彼女は、表情豊かな演技でコメディーにも見事に対応。さらに2018年放送の『女子的生活』では小悪魔的な魅力を振りまくショップ店員役で、志尊淳演じる主人公とのベッドシーンに挑戦。美少女から大人の女性への脱皮を印象付けた。

 そして連ドラ初主演作となる『トクサツガガガ』では、隠れオタクの悲喜こもごもを、過去作で培った変化に富んだ表情とオタクの本音満載のモノローグでコミカルに体現している。劇中でヒロインがオタクであることを周囲から悟られないため“女子力高めなOL”を演じているのも、小芝自身の優等生的なキャラクターとうまくマッチしていて説得力も十分。内面と見た目のギャップも効いていて視聴者を飽きさせない。さらに共演の倉科カナ演じるオタク仲間の吉田さんとの掛け合いも、軽快なテンポと絶妙なリアリティーが笑いを誘う。

 過去作で培った表現力を糧にコメディエンヌとしてブレイクスルーを遂げた小芝。本作が自他共に認める“代表作”となることは間違いないだろう。(文:スズキヒロシ)

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