益若つばさ、「埼玉は“ダサい”」がカリスマ読者モデルの原点

映画
映画『翔んで埼玉』益若つばさインタビューカット
映画『翔んで埼玉』益若つばさインタビューカット  クランクイン!

 埼玉県を中心に、関東地方をフィーチャーした映画『翔んで埼玉』。壇ノ浦百美(二階堂ふみ)や麻実麗(GACKT)らが、「東京都民」から迫害を受ける「埼玉県人」の解放を目指す姿を描く本作に出演したモデルでタレントの益若つばさが、本作への思いや、埼玉県出身者ならではの埼玉エピソードを語った。

 出演オファーを受ける前に「(原作の)漫画を読んでいました」という益若。「『埼玉県をディスっている』と噂で聞いて、実際読んでみたら噂以上にディスってました(笑)。『スゴいね、これ』って友達と話していたときにオファーが来ました」と笑う。

 「今回の映画は、埼玉県の方はもちろん、他県の方が見ても面白いと思います。一緒に見た友達は、大阪出身なのに爆笑してました。中でも『埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!』とかめちゃくちゃディスっているセリフが印象的ですけど、愛のあるディスり方をしています。イヤな気持ちは全然しません」と太鼓判を押す。

 自身が演じる麗の家政婦・おかよに関しては「最初、『髪を暗くしてほしい』と言われました。でも、衣装合わせのときに金髪で行ってみたんです(笑)」。NGが出るかと思いきや「壇ノ浦や麻実の世界観がゴージャスなので、金髪がそれにマッチしていて急きょOKになりました。洋服とかメイクとかも一緒に考えさせてもらって、麗様の横にいるときはメイクをバッチリして、東京人っぽくしています。だけど普段は髪ボサボサ、洋服ボロボロ。そのギャップを楽しみながら演じました」と振り返る。

 今回は、益若にとって2回目の演技となる。今まで「演技に自信がなくて出演オファーを断ってきました」と語るが、自身の「埼玉愛」を理由に今回のオファーを受けたという。いざ演じてみた感想は、「久しぶりに演技をやってみたらすごく新鮮でした。本来の自分とは異なる人を演じたり洋服を着たりするのが面白かった。楽しい現場で、GACKTさんも二階堂さんも優しかったです。年齢を重ねると挑戦する機会が少なくなりがちなので、こういう風に挑戦できて良かったです」と満足げ。「今まで断っていたのが『申し訳なかった、逆に失礼だった』と思いました。もしまた何か出演オファーがあれば、前向きに考えていきたいです」と笑みをこぼす。

 そんな益若は、越谷市生まれの生粋の埼玉県民。「私も小学生のころから、東京の人に『ダサイタマ!』とか言われたり、埼玉県民同士で埼玉をディスり合ったりしてました(笑)。そのころから『なんて変な県名なんだ』と思いましたし、越谷なんて当時レイクタウン(現在同市にあるショッピングセンター「イオンレイクタウン」)も何もなかったから、プライドもない。『埼玉はダサい、ダサい』とよく言われ続けて『そっか、埼玉はダサいのかー!』と受け入れてました」。

 とはいえ益若は、10代に「Popteen」の読者モデルとして活動を始めるや、若い女性たちの圧倒的な支持を受けてカリスマモデルの地位を築いた。「『埼玉はダサい』を受け入れていた一方、自分自身は『オシャレになりたい!』という思いもありました。それが良かったのかもしれません。『オシャレになりたい!』『ダサいと思われたくない!』と思ってファッションとかに興味を持ったことが、東京に出てモデルになるきっかけになったのかもしれませんね」。(取材・文・撮影:桜井恒ニ)

 映画『翔んで埼玉』は、2月22日より全国公開。

最新記事一覧

特集

クランクイン紹介
スゴ得コンテンツ会員登録ボタン
クランクイン紹介
スゴ得コンテンツ会員登録ボタン
クランクイン紹介