綾瀬はるか、自転車で“爆走”シーンに挑戦 久々の大河は「すごい作品」

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【NHK】『いだてん~オリムピック噺~』
大河ドラマ『いだてん~オリムピック噺~』に出演する綾瀬はるか (C)NHK

 「いつも元気に歌を歌っていて、太陽のような女性です」とハニカミながら語る綾瀬はるか。宮藤官九郎オリジナル脚本の2019年NHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』で彼女が演じるのは、オリンピックへまい進する夫を支え続けた春野スヤだ。最近は『義母と娘のブルース』(TBS系)など、クールな女性を演じることが多かった綾瀬。今回、自身のパブリックイメージに近い女性を演じる彼女に役や作品の魅力を聞いた。

 大河として33年ぶりに近現代史をとり上げる本作は、オリンピックに初参加した男・金栗四三(中村勘九郎)とオリンピックを呼んだ男・田畑政治(阿部サダヲ)という2人の主役をリレーしながら、知られざるオリンピックの歴史を描く。綾瀬が演じるスヤは、目標に向かって突き進む金栗と結婚するハイカラなお嬢様だ。

 「スヤさんは凛とした強さがあって、とても明るくてポジティブでパワフル。四三さんが最初にオリンピックに出場したときにストックホルムから手紙をもらいますが、負けたと分かっていても、その手紙をあえて元気に前向きに読むんです。みんなの中心になるような方で、なるべく近づけるように頑張っています。元気さや“こうと思ったらこう”という真っすぐな部分は共感できます」。

 劇中では、スヤ本人が歌っていたという“自転車節”にも挑戦。「自転車で爆走しながら『あいたかばってん!』と大声でハツラツと歌っています(笑)。四三さんのストックホルムでの挑戦を金栗家みんなで応援するシーンは踊りもあって。みんなを盛り上げるために、宴会場で1人歌って踊るのは難しかったです」と照れ笑いする。

 金栗とスヤは熊本出身。今回は現地でのロケを敢行し、熊本弁も披露する。「自然が溢れた場所で、川がキレイ。四三さんがふんどし姿で川に入るシーンも多いんです。方言も親しみがあって、四三さんは『ばっばばっ!』など“ば”をよく使うんですけど、それがすごくかわいくて。私はイントネーションを先生に細かくチェックしてもらっていますが、勘九郎さんが現地の人かと思うくらい熊本弁に馴染んでいらっしゃるので、頑張らなきゃって思います」。

 最愛の夫である金栗については「不器用だけど、まっすぐで信頼できる人」と断言。「スヤさんは四三さんのことが好きだから、マラソンに集中している四三さんを素直に応援しています。どこか真っすぐさが似た夫婦を面白く、温かく演じられたらいいなと思います」と笑顔を見せる。

 今回、宮藤が大河の脚本を初執筆。登場人物はみな個性的で面白いキャラクターがそろうが、宮藤脚本の魅力を問うと、「自分の信念があって真っすぐ生きている人たちばかりで、そのぶつかり合いがすごく面白く書いてあります。また、辛いこともたくさんありますが、その後にちょっと笑いが加えられているので、悲しくはならなくて。宮藤さんの“ぱーん”と明るい感じやノリの良さであえて軽い風に持っていくことで、歴史を重々しく語るのではなく、笑いを交えながら感動的に描かれています」と絶賛する。

 自身が主演を務めた『八重の桜』以来、久しぶりの大河ドラマ出演となる綾瀬。大河ドラマに出演するのもNHKに通うのも大好きだと言い、今回の出演も「とてもうれしかったです」と満面の笑み。

 「『八重の桜』のときと同じ監督やスタッフさんもいらっしゃるので、気心知れている部分もあって。あと、大河はセットが本当に素晴らしくて、その環境の中で演じられる喜びがあります。1年以上かけて実際に実在する人物を演じるので、私の中ではやりがいの大きい作品」と感慨深く明かし、「今回は1テイクで1シーンを最初から最後まで通して撮るというスタイルで撮影しているので、伸び伸びとできたらいいなと思っています」と意気込む。

 2019年は平成最後であり、オリンピックを前年に控えた節目の年の作品だが、「オリンピックに向けて、すごくお祭り感がありますよね。本当に楽しくて、心が温まって、そしてみんながオリンピックを違う目線で楽しめる、すごい作品です。節目らしい作品になると思いますので、楽しみにしていてください」。(取材・文:高山美穂)

 大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』は、NHK総合にて1月6日より毎週日曜20時放送。

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