『メアリーの総て』ベッドシーンにも挑んだエル・ファニングの決意

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映画『メアリーの総て』
映画『メアリーの総て』場面写真 (C) Parallel Films (Storm) Limited / Juliette Films SA / Parallel (Storm) Limited / The British Film Institute 2017

 女優のエル・ファニングが主演を務める映画『メアリーの総て』から、エルが自身の演じた女流作家メアリー・シェリーの物語に共感をあらわにしたコメントが到着した。

 本作は、ティム・バートン、ギレルモ・デル・トロ、デヴィッド・リンチら巨匠監督に大きな影響を与えたゴシック小説の金字塔『フランケンシュタイン』の作者、メアリーの知られざる生涯を初めて描いたヒューマンドラマ。

 舞台は19世紀イギリス。小説家を夢見るメアリーは“異端の天才”と噂される、妻子ある詩人パーシー・シェリーと出会う。互いの才能に強く惹かれ合った2人は駆け落ちするも、メアリーには我が子の死、破産、愛する人の裏切りなど数々の悲劇が襲いかかる。深い哀しみと喪失に打ちひしがれるメアリーはある日、詩人・バイロン卿の別荘で「皆で一つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられたことをきっかけに、若干18歳にして“怪物”を生み出していく。

 逆境をはねのけて『フランケンシュタイン』という傑作小説を生みだしたメアリーだが、女性として“時代”と戦った先駆者でもある。「若い女性だから」という理由だけで、あらゆる出版社から書籍化を拒否され、ようやく完成した初版には自身の名前は刻まれなかった。しかし、メアリーはそんな困難に立ち向かい、最終的には自らの名義で同作を出版。イギリス文学史に名を残す女流作家として現在に至っている。

 そんなメアリーを演じたエルは、『フランケンシュタイン』執筆時のメアリーと自分の年齢が偶然にも近いこと、斬新な考え方が似ていることから、理想的な役柄だと感じたという。エルは「いろんな意味で、時代のずっと先を行っていた女性を描いている脚本に、とても心を惹かれたわ」と、作品への共感を吐露する。

 一方でエルは、「それまで誰も彼女の人生を演じていなかったから、かなり緊張して恐ろしさも感じたの。それでも、とびきり特別な物語だから、人々に知ってもらわなければならないと決意した」と、メアリーを演じる上でのプレッシャーも告白。その決意を表明するかのように、劇中、初めてとなる本格的なベッドシーンにも挑戦している。

 映画『メアリーの総て』は12月15日より全国公開。

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