14歳になった芦田愛菜、目標は「“芦田愛菜”が出ない女優になりたい」

映画
芦田愛菜
『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』ラルゴ役の芦田愛菜  クランクイン!

 7月13日(金)公開の『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』は、昨年夏に興行収入35億円を超える大ヒットを記録した『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』に続くポケモン映画21作目となる新作だ。今作でシリーズ初参加となったのは、先月14歳となったばかりの芦田愛菜。最近ぐっと大人びてきた彼女に、今作に参加した感想を語ってもらった。

 舞台は人々が風と共に暮らす街・フウラシティ。1年に1度開催される“風祭り”の中で、サトシとピカチュウ、ロケット団の面々や、さまざまな事情を抱えた新しい5人の仲間たちがある事件に立ち向かっていく。この群像劇の中で、芦田はポケモンと関わることで少しずつ変化していく謎の少女・ラルゴを演じる。どんな役柄か、自身の言葉で説明してもらうと。

 「正義感が強くて、芯があって、自分が決めたことをやり遂げようと頑張れる女の子。でも、すごく優しいんです。フウラシティの市長の娘で、愛されて育ったお嬢様だからこそポケモンに対しても愛情を持てる、そういう女の子なのかなと思いました」。

 ラルゴは今回、フウラシティにふりかかる大きな騒動の中で、キーとなる存在。役柄の難しさももちろんだが、芦田にとっては「実年齢よりもかなり年下役」という新境地にもなっている。

 「これまでは自分と同じくらいの年齢の役柄が多かったので、こんなに年下を演じるのは初めて。アニメならではですよね。どういうふうに演じようか悩んで、監督にも相談して、大人っぽくなりすぎず、子どもらしいあどけなさも残るように、と心がけました」。
 
 ラルゴが持つ“芯の強さ”を表現する作業はなかなか大変だったと語る。「監督はいつも的確なアドバイスをくださるんです。何度も撮り直したシーンもありましたね。頑張りました(笑)」。

 ポケモンは今や誰もが知っているメガヒットコンテンツ。幼い頃から活躍していた芦田にとっても身近な存在だったようだ。

 「お弁当箱だったり、体操着袋だったり、筆箱だったり、みんながポケモンのグッズを持っていました(笑)。いつもどこかにいるような超人気キャラクターなので、私自身がそんな世界に参加できるのは本当にうれしいです」。

 もともとお気に入りのポケモンは? と聞くと「ピカチュウ!」と即答。「今回の映画も、とにかくピカチュウがかわいくてかわいくて!」とのことなので、映画館でぜひご確認を。

 「ピカチュウはサトシのために頑張るし、サトシはそんなピカチュウを守ってあげる。一緒にいて楽しいと思える関係性があるからこそ、物語が生まれるのかなと思います」。

 それにしても、彼女がもう“14歳”であるという事実にしみじみと驚く視聴者も多いのでは? “大人の女優”への階段を着実に登っていきつつある彼女に、理想とする女優像を聞いてみた。

 「ちょっとしたアドリブとか、立ち方ひとつ、コップの持ち方ひとつの動作に、“芦田愛菜が出ない”女優、ですね。その役でずっといられるような、そういう女優さんになりたいんです」。

 想像以上にストイックな回答。視聴者目線ではいつも完璧に役をこなしている印象が強いため、少し意外に感じる人も多いかもしれない。

 「でも実はアドリブが苦手で(笑)。ふと自分が出ちゃう時があるんですよね。だから『芦田愛菜がいる』じゃなくて、『その役の子がいる』というふうになりたいんです」。

 ちなみに今後演じてみたい役を聞いてみると「学園モノとかやってみたいですね! みんなで屋上で夕日に向かって叫ぶとか? そういうのって楽しそう」とのお答え。

 芦田が“芦田愛菜”ではなく、普段の仕草からふとした瞬間の反応まで、とある学園の一生徒としてその世界に存在する、そんな青春ドラマを見られる日を楽しみに待ちたい。

 『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』は、7月13日(金)より全国公開。(取材・文・写真/川口有紀)

最新記事一覧

特集

クランクイン紹介
スゴ得コンテンツ会員登録ボタン
クランクイン紹介
スゴ得コンテンツ会員登録ボタン
クランクイン紹介 スゴ得コンテンツ紹介バナー